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鋼の錬金術師 第60話「天の瞳、地の扉」

2010年06月06日 | 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST
とうとう原作既刊まで追いつき、追い越してしまいました。
当然ガンガンCMで最終回の告知がありましたが…9年、108話も連載してたんですね。
月刊誌のせいか意外と少ない話数、巻数だと思いましたが9年って長いなぁと感慨深いものがありますね。
連載開始時は●歳か…。

それでは今回の感想どうぞ!


目の見えない大佐と大佐を庇っているイズミは戦力として考えられないというのはエド達にとってとても痛い。
そんな中、錬金術が防がれた時の場合も考えてメイが援護に来てくれたのは大変助かります。
さらにグリードが来てくれたことも。
メイがプライドではなく“お父様”を相手にすると選択したのはどうしてでしょう。
プライドの怪我が治っていないことと関係あるように思いますね。
気を読みとることによって魂の集合を感じている彼女だから、プライドの中身がほぼ空なのを察知したのでしょうか。
プライドの中身が空というのは私の推論ですが。
相手をするのに比較的楽であろうプライドは無視し、どう見ても親玉である“お父様”を選んだのは不老不死を成す可能性がそちらにあるからですよね。
しかしやはりメイ一人では苦戦します。
ここでメイのことが気になって心配してるアルが良いな。
それを察して行って来いって言うエドも。

そして格好良いタイミングで飛び込んで来たグリード。
…だけど読まれててすぐに捕まっちゃったね。
で、ランファンは?
まだ正門でブリッグズ兵を守りながら戦ってるのかな?

スカーとキング・ブラッドレイの肉弾戦の描写が相変わらず凄い。
分解の錬成だけ駆使するスカーと剣技だけのブラッドレイ。
これも鋼の錬金術師 第25巻で書いているのですが、ブラッドレイはこの時にタダの人間になったのかなと思った。
夫人と出会い結婚してもどこかホムンクルスや父親という縛りがあったと思うけれど、お役御免になった今、足止めとかいう理由なしに戦いを楽しむことが出来るということと、ひょっとしたら怪我が治らないのと合わせて、ここでスカーに倒されたら復活はない、ということで、後のない命のやり取りを楽しむブラッドレイは、ただの人間になったのだと思います。
しかし進化した男が目の前に!!
今まで破壊しかしてこなかった右腕に加え、こちらも兄が残した創造の錬成陣を左腕に施しているのでした。
スカーが創造の錬成陣を持つだろうことは予想済みでした。
ただし、これが国を救うことになるのかは今の時点では分からない。
「頼んだぞ、スカー」という同志であるイシュヴァール人の言葉があるから何らかの力になるんだと思うのですが…。
ブラッドレイを倒すだけで終わりじゃないんだから、国を救う為にどんな力になるのか楽しみですね。

皆既日食になった瞬間に発動したエド達ひとばしらを組み込んだ錬成陣。
次々と倒れて行く国内の人々を糧にして国土の大きさの真理の扉が開きそこから現れたのは…大きいホムンクルス!!
何と言うか…ポカーンっていうか少し笑っちゃうくらいの衝撃でした。
結局ホムンクルスは神に成り代わりたかったんだな。
いつの世も力を持った者の考える末路というか…。


ところでブロッシュ軍曹が交渉役で登場するのが先に延ばされて、今回ようやく登場した理由は何だったのか?
久しぶりに登場して巻き込まれた風に見えるから、ブロッシュ軍曹は不憫で面白いな。


次回「神を呑みこみし者」



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