いよいよ明日で、東京公演最後の１回が終わってしまいます。
本当に寂しいです。
明日は心を解放して、素直に演じてきたいと思います☆
さて、マテロット物語 第８話「明日を信じて・・・」
夜が明け、目を覚ますと、フイイが隣にいました。
幸せに胸が一杯になり、「この人となら・・・」
一生、フイイの隣にいたいと思ったマテロット。。。
その時、アンジョルラスの声が、バリケードに響き渡ります。
「市民は来ない・・・。」
学生達は、自分達が蜂起すれば、政府に反感を持つ市民達も
武器を持って戦おうとするに違いないと信じていたのです。
バリケードの中に、再び緊張感が走りました。
心を決める者。迷う者。
愛する人を帰そうとする者。愛する人の元に残ろうとする者。
フイイとマテロットもそうでした。
マテロットは、フイイの顔を見て、彼が、
ここに残って戦おうと決意したのだと理解します。
その表情には、死を決意しているようにも見えました。
その表情を見て、自分は、この人の傍にいなければ！
そう思うマテロット。
バリケードで起きた様々な事件・・・。
人の死を間近で見た。銃声も聞いた。人が撃たれたのも見た。
・・・死ぬのが怖かった。
でも、そんな事より、今は、彼を失う事の方がよっぽど怖かったのです。
一緒にいなければ！
たとえ、死ぬ事になっても、この人と一緒にいたい・・・。
そう思ったマテロットは、女、子供は帰るようにと言われても、
バリケードに残ろうとします。
フイイに「あなたと一緒にいたい。。ずっと一緒にいたい。。」
と本当に、心から素直に伝えます。
でも、・・・フイイはマテロットをどうしても帰そうとするのです。
どうして？・・・どうして？
初めて、愛しいと思った人の傍にいたいだけなのに！！
敵が迫り来る中、マテロットは、必死で残ろうとします。
けれど、コラント亭のおかみさんやジベロットに連れ帰られるのです。
やっと掴んだ幸せ・・・。
掴んだと思ったのに、あっという間に消えてしまったのです。
マテロット達は、バリケードから離れた所まで逃げました。
敵軍に見つかっては、命をかけて、帰された意味がなくなってしまうからです。
マテロットは、呆然自失のまま、なぜだか涙が止まりませんでした。
死を決意したフイイの顔が頭から離れなくて。。。
・・・それでも、彼の無事を信じて、祈っていました。
祈る事以外、何もできない自分が悔しくて、また涙が溢れてきました。
彼はきっと生きている。。。
そう思う事でしか自分を保てなかったのでした。
～おしまい～
うーん、なんとも後味の悪い終わり方・・・笑。
今まで、日記だけを読んで下さっていた方は、突然でビックリですよね笑。
何だかんだあって、マテロット物語をコメントに掲載していたんです♪
もしよろしければ、読んで頂けると嬉しいです☆
第１話 「マテロット」 ８月９日
第２話 「マテロットの初恋
」 ８月１０日
第３話 「ここに築こう 我らのバリケード♪」 ８月１４日
第４話 「頑張れ マテロット！！」 ８月１６日
第５話 「鼓動を響かせ マテロット！」 ８月１８日
第６話 「レ・見せラブる
」 ８月１９日
第７話 「星空の夜☆」 ８月２３日
第８話 「明日を信じて・・・」 ８月２５日
それぞれの日にちのコメント欄のどこかに入っています。
書きながらとても恥ずかしかったので、皆さんも一緒に恥ずかしくなりましょう笑！
今日は、色んな方と最後でした。
特にアカデミー４人組が揃うのは今日が最後。。。
・・・博多は別れてしまうのです。
きっと、この先、色んな舞台に出演させて頂く事になっても、
この４人で支えあって、初舞台を踏んだ思い出は、絶対忘れられないと思います。
本当に青春でした笑！
でも、博多はさやかと一緒だし、寂しくないです笑♪
さて、私は、明日が、東京公演千秋楽です。
今まで、応援して下さった皆様に感謝の気持ちを込めて
精一杯努めさせて頂きます
今までの１００％に「プラスα」！！
お伝えできるといいな
写真は頂いたお花☆
同じ日に、全く違うタイプの色のお花を頂いたので、
私って、どう見えるんだろうなぁなんて思いながら、
ふと撮ってみました
では明日頑張りに、行ってきまぁ～す
長々と、読んでくださってありがとうございました
