万葉歌碑めぐり

-つらつら寧楽をつらつらに-

ほととぎす鳴く声聞くや卯の花の

2024-06-11 09:42:59 | 橿原

2024.5.25

ほととぎす鳴く声聞くや卯の花の咲き散る丘に葛引く娘子 巻10-1942

歌人:作者未詳

訓み:ほととぎすなくこゑきくやうのはなのさきちるをかにくずひくをとめ

現代語訳:霍公鳥の鳴く声を聞いだろうか。卯の花が咲いて散る岳で葛を引いてとっている鄙(ひな)の少女は。

ホトトギスの声が聞こえて、卯の花の真っ白な花が咲き乱れ散っている。

その丘で少女たちが葛を引いて働いている。なんときれいな映像美・・・

 


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