テレビもつけずに、外出もしないで生活していると、私の周りに地震の影はもうない気がする。
でも、一歩外に出たり、テレビをつけたりすると、そこには本当の現実が広がっている。
「今できることを」と、必死に呼びかけている。
日が経つにつれ、いろんな考えが頭をぐるぐるするのだ
連日報道されている被災地はもちろんだけど、その影響を受けている人たちが本当にたくさんいる。
農家・漁業・宿泊施設などを始め、自営業の方々は生活の主軸が揺らいでいるわけだから、本当に大変だと思う。
報道に惑わされて、買うものを選んだり、買いあさったり・・・。
日本は元々いろんな基準が低く設定されているから、成人ならそんなに過敏にならなくて大丈夫じゃないか?
とか思う。
すべてが自粛ムードで、自粛することで「今できること」をしている気にもなるけれど、
なんか違う気がする・・・。
自粛するのは「無駄な電気を使うこと」と「必要のないものまで買い占めること」だけでいいと思う。
だって、このままじゃ、日本の経済はな一方だよ
もちろんタイミングってものもあるし、それはまだ先なのかもしれないけれど、
日本の経済を回すために、お金を使うことを考えるのも大切だと思う。
たとえば計画停電で営業時間が限られている近所の飲食店に行くとか、ロマンスカー運休で観光客が少ない箱根に行く、とか。
小さいことだけど、元気な私たちが「できること」だと思う。