湯河原離宮 「華暦」 で頂く・・・ 大観のコース

 

 

 

湯河原離宮のフロント前からの眺め
晴天でしたので　水面に映る木々が美しい・・・
熱海からホテルへ
温泉で昼間の疲れを癒して　楽しみにしていた夕食です

 

 

 

日本料理　「華暦」の個室からの眺め
さらさらと流れ落ちる水流がライトアップされて 華やかな夜の宴を飾り
ひと時　うっとりと眺めました

 

 

 

高さ１２cmくらいのカップに入っているのは生 ビール
・・・私 　メガネを忘れて良く見えなくて　前菜のムースかと思ってしまいました
ビールは遅いわね～とＨさんに聞いて
二人で大笑い！

 

 

大観のコース
琳派モダンが感じられる器が使われています
金糸　銀糸の錦織が艶やかにはめ込まれた漆黒の平盆に
紅葉がひらり・・・

 

 

 

 

柿と六条麩のクリーム白酢
山芋養老羹　菊花酢ジュレ　渡り蟹に味噌とんぶり和え
六条麩のふんわり感とクリーム白酢は新食感！
山芋養老羹に渡り蟹味噌ととんぶりを混ぜて頂きましたが　もっちり山芋ととんぶりが　また新食感
どちらのお料理も斬新で目でも楽しめました

 

 

 

清まし仕立て
赤甘鯛とかぶら　松茸
清すまし汁から松茸の香りが漂って
なんとも贅沢なお吸い物
いつもお出汁の美味しさに　幸せ～って感じます

 

 

 

 

本鮪　和辛子　卵黄醤油
（天然鯛　雲丹巻が凄く美味しかったのですが・・・写真がありません）
本鮪も美味しかったのですが　天然鯛の雲丹巻が　とっても美味しくて
さっぱりとした鯛の中から雲丹の甘さがじゅわ～っと
ん～ん！・・・そんな感じです
 

 

 

 

赤むつ（のどくろ）一汐焼き　白おこわ
新銀杏の翡翠揚げ
 このコースの中で一番美味しかったお料理
とても脂ののったのどくろの焼き具合といい　白おこわのもっちり感といい
ひと口・・・あ～美味しい！って二人で顔を見合わせました

 

 

 

黒鮑とろろ蒸し
きのこ飴
きのこの下のとろろに混ざった黒鮑の風味が　またなんとも言えず上品で・・・
 

 

 

獺祭大吟醸　磨き二割三分を頂いました
さらりさらりと喉に入って　美味しいこと
獺祭ファンの私は　心もふんわり酔ってしまいました

 

 

 

黒毛和牛フィレ　唐辛子醤油
新栗鬼皮揚げ

 

 

 

この新栗の鬼皮揚げは　外の鬼皮がカリカリで中はほっこり甘い栗
長時間揚げてあるそうです
ほんとに硬くて驚きでした笑
この写真が一番のお気に入りです

 

 

 

 

 
鴨南蛮の稲庭うどん
鴨もしっとりとしたお肉で　稲庭うどんの汁も上品なお味

 

 

 

 

梨白ワインのゼリー寄せ
餅あわ団子
餅あわ団子はあわがざらっとした舌触りでしたが　上の粒あんとの相性は抜群でした

 「大観」のコースはスモールポーションで 量が他のコースよりも少なめですが
旬の良い食材を使った斬新な懐石料理
器も琳派モダンで華やかで　金箔の器が多く使われていました
熱海のＭＯＡ美術館の 秀吉の茶室を彷彿とさせる？
そんな絢爛豪華さも兼ね備えた　湯河原離宮　華暦の素晴らしい夕食でした

・・・最近頂いたエクシブの夕食の中では 最高だったと思います
個室でしたので 二人でゆっくりとカメラを傾けながら　楽しめた宴でした・・・

 

 

 

 次の朝・・・

和朝食膳
少しずつ　こうして頂けるのは旅行の愉しみでもあります
この朝はお粥でヘルシーに！ 

 

 

 

 

小鉢四種

 

一日目は　ＭＯＡ美術館をゆっくりと楽しんで
湯河原離宮の静謐な隠れ家で過ごした一泊旅行
とてもとてもリフレッシュできて
二人で尽きないお喋り・・・大切なひと時でした

毎日　Richardとまったり過ごしている世界から
ふと・・・タイムスリップしたかのようで
心も身体も癒されました・・・

日々　秋へと景色が変わり　また心奪われる紅葉の世界が待っています

 

  ＊ Olympus pen F 　M.ZUIKO DIGITAL  25mm　F1.8

 

 

 　Madame K