「英国王のスピーチ」、震災前に観たのですが、やっと感想を書きます。
監督:トム・フーパー
キャスト:コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム=カーター、ガイ・ピアース、ティモシー・スポール 他
あらすじ:
幼いころから、ずっと吃音(きつおん)に悩んできたジョージ6世(コリン・ファース)。そのため内気な性格だったが、厳格な英国王ジョージ5世(マイケル・ガンボン)はそんな息子を許さず、さまざまな式典でスピーチを命じる。ジョージの妻エリザベス(ヘレナ・ボナム=カーター)は、スピーチ矯正の専門家ライオネル(ジェフリー・ラッシュ)のもとへ夫を連れていくが……。(シネマトゥデイ)
アカデミー作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞の4冠を取った作品。
ジョージ6世(コリン・ファース)は、内気でありながら、王としての資質を持つが、王位継承者は当然、兄のエドワード。
事実、兄エドワード8世が一度は英国王を継ぎますが、離婚歴のあるアメリカ人女性と結婚するため、王位を放棄してしまいます。
(むしろ、この話の方が有名で、ジョージ6世の吃音のことは、本作品で知りました)
英国王という立場の重圧、吃音があるためにスピーチの度に打ちのめされ、自信を失い苦悩するジョージ6世。
スピーチ矯正のカウンセラー・ライオネル、妻のエリザベスも好演でしたが、コリン・ファースに魅了されました。
この作品、いわゆる「いい話」であり、役者も素晴らしく、映像美や音楽も申し分ないのですが、強いて言えば冒険がない無難な作品という側面もありました。
もう一歩踏み込んだ展開があってもよかったのではないでしょうか。
深く心に残る作品かといえば、そうでもないような。
アカデミー4冠にケチをつけるつもりはありませんが、脚本においては「ソーシャル・ネットワーク」の方が個人的には好みでした。
監督:トム・フーパー
キャスト:コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム=カーター、ガイ・ピアース、ティモシー・スポール 他
あらすじ:
幼いころから、ずっと吃音(きつおん)に悩んできたジョージ6世(コリン・ファース)。そのため内気な性格だったが、厳格な英国王ジョージ5世(マイケル・ガンボン)はそんな息子を許さず、さまざまな式典でスピーチを命じる。ジョージの妻エリザベス(ヘレナ・ボナム=カーター)は、スピーチ矯正の専門家ライオネル(ジェフリー・ラッシュ)のもとへ夫を連れていくが……。(シネマトゥデイ)
アカデミー作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞の4冠を取った作品。
ジョージ6世(コリン・ファース)は、内気でありながら、王としての資質を持つが、王位継承者は当然、兄のエドワード。
事実、兄エドワード8世が一度は英国王を継ぎますが、離婚歴のあるアメリカ人女性と結婚するため、王位を放棄してしまいます。
(むしろ、この話の方が有名で、ジョージ6世の吃音のことは、本作品で知りました)
英国王という立場の重圧、吃音があるためにスピーチの度に打ちのめされ、自信を失い苦悩するジョージ6世。
スピーチ矯正のカウンセラー・ライオネル、妻のエリザベスも好演でしたが、コリン・ファースに魅了されました。
この作品、いわゆる「いい話」であり、役者も素晴らしく、映像美や音楽も申し分ないのですが、強いて言えば冒険がない無難な作品という側面もありました。
もう一歩踏み込んだ展開があってもよかったのではないでしょうか。
深く心に残る作品かといえば、そうでもないような。
アカデミー4冠にケチをつけるつもりはありませんが、脚本においては「ソーシャル・ネットワーク」の方が個人的には好みでした。