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せんべえ空間

淋しがりやの一人好き。
あまのじゃくなせんべえの矛盾に満ち溢れた日々。

心に風を。

いい年して家族旅行~2日目~

2006-03-13 15:56:26 | 遠出
日曜日はUSJへ。
弟は中学の修学旅行で、父と母は夫婦での旅行で行ったことがあるが
あたしだけまだ行ったとこがなかった。
でも、そんなにうらやましくもなく。。。
というのも、あたしは遊園地とかテーマパークみたいなものは苦手。
ジェットコースターみたいな絶叫系も、おばけ屋敷も、観覧車も、
全然興味が無いどころか嫌いなのだ。
長い待ち時間を経てまで経験する価値を全然感じない
娘がそう思ってることなど両親は知らない
でもまぁ、来たからには楽しまなきゃね

前日の天気が良かったこと、泊まったホテルがとても暑かったことで、
半袖の上にジャケットを羽織って行ったら、
日曜日は雨がパラつき、とても寒かった。。。
とりあえず、母が絶対行きたいというスパイダーマンへ
待ち時間110分
ピーク時に比べれば短いんだろうけどさ。
やっとあたしたちの番になる。
変なメガネをかけて、
ガガガー、ガタン!、ピチャっ、うぉっ冷てぇ!
の連続で、意外とおもしろかった
雨は更に強くなってるから、傘は持ってたけど
道行く人たちが着てるUSJのレインコートがうらやましいから、
弟とともにセサミストリートのエルモのを買ってもらって着る。

前があんまり見えないけど、
このレインコートのおかえでウォーターワールドでは
濡れることを全く気にせずにいられた。
足はビショビショだけど。
あと、バックドラフトへ行き、ビミョ~な時を過ごす。
最後にターミネーターへ。
変なキャラのお姉さんはとてもおもしろいが、
ターミネーターをまともに見たことないのでちょっと戸惑い気味

帰りに門のところで家族で写真を撮る。
子供たちが大きくなってもこうやって一緒に旅行に来るということは
母にとって誇りらしい。
なんだかよくわからんが、できる限りはこういうの続けていけたらいい

いい年して家族旅行~1日目~

2006-03-13 14:07:51 | 遠出
土日に、京都と大阪へ行って来ました
ます土曜日は、京都大原の三千院へ
あまりにも無知なあたしは、
三千院?何それ、おいしい?って気分なのだが、
子供のスタンプラリーのように朱印状に書いてもらって満足げな父を横目に
それなりに楽しんできました。
正座している仏像というのがとても珍しく、
しかもその阿弥陀三尊像が国宝であることを知ったのは帰ってからだったが
御神籤好きなあたしは、初めての御神籤とか書いてあるやつを引いてみる。
結果、

第五十八凶

むっ?何だそれ?
意味が分からなければ係の人が教えてくれるというので
近くにいた人に聞いてみたら、2階にお坊さんがいるからそこで聞けと。
でも、その坊さんが見つからず、しょうがないから御神籤を結んで歩きだすと、
お坊さんがお話をしていた。
ちょいと聞いてみると、
いい御神籤は結んで、悪い御神籤は持って帰りなさい
とのこと。
うわっ、と思い、結んだ御神籤を外しに行く(いいのか?)。
お坊さんのお話が終わった後で、
御神籤の内容を聞き、ちょっとしたお説教みたいのを頂く。

優しい子ではなく、思いやりのある子になりなさい、と。
そうすればうまくいきます。
優しいというのは、人を下に見ているからのこと。
思いやりというのは、人を上に見ていること。
人に親切にしたとき、例えば、おばあさんの荷物を持ってあげるとき、
持ってあげるというより、持たせて頂くという気持ちを持ちなさい。
持たせていただいてありがとうございます、と思いなさい。

それから、自分の誕生日には両親にありがとうと言いなさい、と。
2階であたしと両親がいて、下に行ったときに、
居間に包丁を持った男がいたとしたら、あなたは両親の前に立てるか?
きっとお母さんはあなたの前に立ち、
その前にお父さんが立ってあなたたちを守ろうとする。
親とはそういうものだ。
自分の命を投げ打ってでも子供を守ろうとするもの。
だから、両親にきちんと感謝しなさい。
とのこと。

お説教を聞いてる間、こう考えていた。
母はきっとあたしの前に立つだろう。
でも、父はどうだろうか?
ほんとに前に立つかなぁ?
母の陰に隠れるんじゃなかろーか
とあたしも母も、そして父までもがそう思ったらしい
おいおい
まぁとにかく、感謝は大切なことだし、思いやりも必要だ。
結局、基本的なことがあたしはできてないんだろうな。


三千院を出てから大阪にいる弟を迎えに行き、焼肉を食べにいく。
酔っ払って声が大きくなった母の背中はとても小さく、
守ってやらねばいけない存在であることをいやがおうでも認めさせる。

三千院は、本堂を復元するか何かで、
9月には煤を払った鮮やかな色を拝めるらしい。
また、その頃にはこうやって来られるといいなぁ。

栄養

2005-09-25 21:25:53 | 遠出
伊那市にある小黒川渓谷キャンプ場で
サークルの同期メンバーで1泊2日の旅行
楽しいことの前はいつも怖い。
足がすくむけど楽しいことだけ想像した。
1ヶ月半ぶりの顔ぶれにそわそわ。落ち着かないけどうれしい
遠足から帰ってきた小学生のようにやけにはしゃいで多くのことは話した
たった30分の間にでも「それさっき聞いたよ?」って言われ、
でも、誰に何を話したかなんてわかんないくらい夢中になった

そして車ジャンケン
落ち着きの無い彼の車は落ち着きすぎるほど落ち着く。
4人中3人が下痢という困った空間の中、ただ単純に話したくてたくさん話した
笑い声は最高のBGMだ。
コスモスや赤そばの花が眩しかった
窓から入る風から秋の匂いを感じ取る。

あたしたちが旅行に行くときは必ず晴れていたのに、昨日はあいにくの雨
受付でトランプを借りて大富豪大会
最後に負けてカレー作りの4人に入ってしまった。

飲み会の前の休憩タイムに女の子だらけのロッジで
彼と別れたことを初めて話す。
というか話の流れ上、言わざるを得なかった。
そしたら知ってる子がいて驚いた。むしろ言わされた感じ。
ありがとうなのかもしれない。
同期の男の子は結構知ってるとか。
男の子たちには別れた理由を勘違いされているようで
何か悲しくなったけどそれでいいかもしれない。
何とでも思ってくれればいい。
別れた理由など実際には大した事柄ではない。
もう彼はあたしのじゃない。あなたの腕の中で目覚めることももう無い。
それだけが事実だ。

飲み会はもっとまったりするのかと思いきやがんがん飲む
トイレの水の音が休まらないほど次々に席を立つ。
酒の味はもうわからない。
酒を割るものが足りなくて友達と自販機へ向かう。
年甲斐もなく走る。笑う。蛾におびえる。
ジュースを落とす。ジャージが下がる。また笑う。
あなたの笑い皺が大好きです。
誰からともなく片付け始めて布団を敷く。
あたしと友人の手を握り締めて眠る彼女がとても可愛かった
何とか寝付いた友人を残して隣のロッジへ。
女の子2人と男の子3人でお布団3つで横になる。
同じ布団にいても全然ドキドキしないこの関係はあたしの人生の財産だ

知っていると思っていたあたしと彼のことを、
この3人の男の子たちは知らなくて、あまりの驚き方にちょっと焦った。
一人は「ショックだー」って何度も言うから不思議な気持ちだった。
そう言えばこいつはあたしたちがこのまま結婚までいくと思ってくれてたっけ。
何か、ごめんって気持ちになった。
彼らに対する笑顔はまだ用意できてなかったから、
電気がついていないことに安心して声でだけ笑った。

朝、お産が始まるのかと思うほどうめく友人。
『ありったけのタオルを持ってきて!』
『お湯を沸かして!』『男はみんな外に出て!』
と、ふざけあいながら何とか太田胃酸で回復し、
その代わりのようにあたしがうめく。
二日酔いで、せっかくのお昼のバイキングも喉を通らない。
でも笑えることが何よりうれしい。


とっても楽しいときを過ごしたことを素直に認めよう。
自分の幸せを認めて、幸せだと叫ぶことが、今のあたしの目標だ。