絲山秋子『海の仙人』
宝くじに当った河野は会社を辞めて、敦賀に引越した。
美しい海と過ごす、何もしないひっそりした生活。
そこへ役立たずの神様・ファンタジーが訪れ、奇妙な同居が始まる。
孤独の殻にこもる河野には、二人の女性が想いを寄せていた。
かりんはセックスレスの関係を受け容れ、
元同僚の片桐は片想いを続けている。
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前半部分が好きでした。
異世界じみてて、
ふんわりと包み込まれる気分で、
あーこの感じいいな、悪くないな、って思ってたんだけど、
河野のお姉さんの話とか
最後の方のかりんのこととか
いきなりシリアスな部分がでてきて、
この部分は本当にストーリーに必要なのかなぁ
と思いながら読み進めました。
ずっと夢心地でいさせてほしかった
でもキレイでした。
ずっとずっとキレイでした。
情けなさとか優しさとか愛しいような気分にさせてくれました。
私もファンタジーに会いたい。
宝くじに当った河野は会社を辞めて、敦賀に引越した。
美しい海と過ごす、何もしないひっそりした生活。
そこへ役立たずの神様・ファンタジーが訪れ、奇妙な同居が始まる。
孤独の殻にこもる河野には、二人の女性が想いを寄せていた。
かりんはセックスレスの関係を受け容れ、
元同僚の片桐は片想いを続けている。
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前半部分が好きでした。
異世界じみてて、
ふんわりと包み込まれる気分で、
あーこの感じいいな、悪くないな、って思ってたんだけど、
河野のお姉さんの話とか
最後の方のかりんのこととか
いきなりシリアスな部分がでてきて、
この部分は本当にストーリーに必要なのかなぁ
と思いながら読み進めました。
ずっと夢心地でいさせてほしかった

でもキレイでした。
ずっとずっとキレイでした。
情けなさとか優しさとか愛しいような気分にさせてくれました。
私もファンタジーに会いたい。