集団になって囲んできて、キーキー言いながら、罵倒し捲くってくる奴ら。位置として最先頭にある名士様の目つきを見れば完全に正気を失っていて、彼がまず口走れば、それに従う原住民一同の顔つきも、見事にケダモノめいていた。
目を大きく吊り上げ、息を荒げて、じゃあここまで怒り狂わせるものはなんだったのか?と。またまだ10歳だった私にここまで怒り狂える彼らは、まず普通ではないし、では一体何者なのか?
彼らと私の違いは、ただ「先祖が武士」であるかそうでないかだけ。非常に気位が高く、また周囲を見下し、ちょっとでも口答えすれば過剰な反応をする奴らは、どこも立派ではなかった。彼らには地元の役所で務める人が非常に多かったけれど、しかし問題のある縁故採用という手段を使ったとしか思えない、あまりに常識を欠いた人しかいなかった。また彼らの勤める役所は、同じく「先祖が武士」という人が多く、だからだろう、態度がとにかくでかい人ばかりで、よそから来た新住民の憤慨と失笑を買っていた。
基本で見栄っ張りで嘘つきで自分の非を絶対に認めず、しかし相手が偉いと見るやひたすら卑屈になって媚へつらう。
こんな奴らと韓国朝鮮人の間に、どんな違いがあるというのか?こんなカス以下の奴らでも、日本人の間では「由緒正しき血筋」として敬われ、結果なお増長していく。
聞いてもないのにまず「先祖が織田家の家臣」とか。バカじゃねえの?でもこれを聞いて感心してるような奴らが、結構すぐに「朝鮮人!」とかほざくんだろうなあ。脳みそのレベルの問題。
福沢諭吉は、大阪にある中津藩の下級武士で脱亜論と学問ノススメを記した。
産経新聞の前身である時事新報の設立者でもある。
慶應義塾大学の設立者でもある。