武士だけが人間、以外はケダモノ、だから傲慢だったのだろうと決め付け

大飢饉が発生して、農民大量餓死、でも武士には一人も餓死者もいなかった…もしも現代にこんな人としての扱いに格差が生じたのなら、絶対に餓死しなかった方が糾弾されまくり、なはずなのだ。

更に恐ろしいのは、こんな武士の政策に大きな問題があっただろう状況にあって、しかし武士は自分の非を認めない。もっと恐ろしいのは、餓死寸前にあった農民が、死者の肉を食らってどうにか生き延びようとしていたのを「なんと卑しい」とか書き記しているのだ！！

武士だってもしも餓死寸前の状況にあって、死肉が転がっていたのなら、当然に食らうだろう。でも農民から搾り取った富を食らっておなか一杯、な状況だと農民の状況を思いやることなど出来ないのだろうか?

ワタシはちょっと大胆な、というかちょっと武士に対する残酷な決め付けをしてみたい。

武士だけが人間であって、以外はケダモノとして扱っていたのではないか?じゃなければ上記のような事態にはならないだろうに。

上記の傲慢な発想は、士農工商の身分が崩壊しても、武士身分の末裔に受け継がれていたのかもしれない。

ワタシが住んでいたクソイナカでは、とにかく先祖が武士という連中が威張りまくっていた。市役所には同じ苗字が沢山、確かに先祖が武士の由緒あるもの。しかし態度は傲慢極まりなく、よそからやってきた新住民の憤慨を誘っていた。

態度がでかいだけならどこにでもある。けれどもっとタチが悪かったのは、公園掃除など行政が行うべきものなのに、町内会活動での名目で地域住民を挙って参加させていた。ここで指揮官面するのは「先祖が武士」というやつらで、土日休みが当たり前の市役所勤め。

ふつう民間に勤務していたら、日曜や土曜が休みではない人もいる、というのもわかるだろう。でも奴らは「何で町内会の行事を優先させないのだ!」とか朝鮮人みたいな火病チックな怒り方をして、まさにキチガイざま。もしかして「俺たちの言うことを聞かないなど、お前ら、先祖が武士に向って無礼な！」とか本気で思ってたんじゃないか?と。

時代劇なんかでは、武士が主人公であって、ずっと見続けていくうちに「あれこそ日本人」とか思い込んでしまうかもしれないけど、あれ武士という名の思い上がった特権階級だから。本当の平均的日本人というのは農民であって、武士というキチガイに隷属するしかない悲しい存在だ。

ワタシは実際に見たものしか信用しないし、またちょっとでも美化されたところがあったりするとすぐに「胡散臭い」と決め付けてしまうのだけど。でも地方を荒廃させているのは間違いなく旧来からある力関係であって、その頂点にいるのは、「先祖が武士」という実際は劣りまくった劣等人種なのが多いのだ。

「イナカの力関係は庄屋を頂点として」・・・でもこの力関係だって「武士を頂点とする・・・」を燃したものであって、なら武士が全て悪いに決まってるじゃないか?

怠惰な武士が相応のところにいて、そして勤勉な農工商に相応の扱いをしていたら、日本はもっと発展していただろう。