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富士山ほどの高さに広がる高地湿原。
ここエル・アンヘル保護区には、フライレホン(Frailejon)というヒマワリ科の多年生の低木が一面に広がり、不思議な景色を生み出しています。
ここへ、先日入会した山岳会の一般募集ハイキングで行ってきました。
こんな高地でも成長し続ける秘訣は、フライレホンの葉。
羽毛に覆われた葉は空気中の水蒸気をキャッチするとともに、寒さや乾燥から保護する重要な役目を果たしています。
本日の参加者は45名と大所帯。キトを夜中の2時に出発した後、山麓の町での朝ご飯、場所は学校。
生態系保護区へ到着し、2名の公園レンジャーの案内で観察路へ。
フライレホンの成長は1年に1-2㎝。園内には10mを越える高さのものもあるそうで驚きました。
これほどの大規模なフライレホンの森は、ここだけ。
湿地保護の「ラムサール条約」締結地にもなっている高層湿地、ラソコッチャ湖Razococha。
一旦バスに戻ったのち公園内の別のゲートから、ポリレピスPolylepisの森へ。
幹には何層もの薄い樹皮が重なって寒さから保護しています。
朝食を食べた学校に戻り、ようやく昼食(でも夕方6時過ぎ💦)。
メンバーの中に本日誕生日の人が2人もいて、ケーキでお祝いしました。
バスに揺られて自宅に戻ったのが深夜1時。
ハードスケジュールでしたが、世界でここだけのフライレホンの森を見ることができて感激でした。
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