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2025年7月25日、エクアドル大統領のノボアは「第60号大統領令」を発令し、省庁と事務局の大規模な統合・削減が行われました。
これによると20あった省庁は14に削減され、このうち環境省(正確には環境・水資源・エコロジー省)はエネルギー・鉱業省に統合されることになりました。

エクアドルでは長年、この2省の対立が続いてきました。
アマゾン地区で石油と金の採掘を増やしたいエネルギー・鉱業省、熱帯林と河川を守りたい環境省。
しかしこの改変により環境省の発言は封じられたことになります。
何より環境行政は大幅に後退することは間違いなし・・・
今回の省庁改変で国全体で5千人の解雇が行われることも同時に発表されました。
さて現在の私、派遣先は国立公園なので所属は環境省。これがエネルギー・鉱業省に変わることになります。
現在取り組んでいる活動に大きな影響がないことを願うしかありません。