goo blog サービス終了のお知らせ 
 

蓮花歌ったよ (鉱山(大森小学校))

 以前トラックバックを張らせて頂いた大森小学校の六年生の皆さんが、蓮花を音楽の授業で歌ってくれたそうです。コメントで頂いたのですが、ここで改めて紹介させてください。明日香の世代や、明日香の次の世代にこの歌が広まっていくことが、私たちや海老名香葉子さんの願いです。
 

大森小学校の6年生は音楽で「蓮花」と言う歌を歌いました。きっかけは、ぼくたちの学校のブログに書きこみがあったことから始まりました。音楽の先生はこの歌に感動して6年生のみんなに聞かせてくれました。「この歌がなんでできたのか。あとこの歌を歌っている人はどんな気持ちで歌っているのか」それらも教えてくれました。この歌を聞いてみんなは、「この歌を聞いて感動しました」や「戦争を体験している人はこんな辛い思いをしているんだなぁ」などたくさんの感想を言っていました。僕達は戦争の事についてよくわからないのでこの歌を聞いて戦争とはどんなものなのか知ってみようと思いました。今、みんなで音楽の時間に練習しています。いつかこの歌を歌っている人といっしょに歌ってみたいなあと思います。もう少し練習したら、歌を作った人にも聞いてもらいたいです。戦争のことは、まだ社会の時間に勉強していませんが、少しずつ、おじいちゃんに聞くようにしています。この歌のことを知らなかったら、きっと戦争の事もあまり知らずに終わってしまったかもしれません。ありがとうございます。 鉱山
Comment ( 11 ) | Trackback ( 0 )
 
 

 

中学時代の社会科の先生・・・by-P鈴木

 私の中学生の時の社会科の担任は、事有る毎に昭和天皇の戦争責任を滔々と我々生徒に語った。殆どその為に授業をしているようなものだった。そして、その話の続きは必ず、我々生徒の父母や、祖父母にも太平洋戦争を、アジア諸国の侵略を容認してしまった責任があるのだと結んだ。そんな授業を中学生が受けてしまうとどうなるかと言うと、私は25歳を過ぎるまで、昭和天皇を「陛下」とは言えず、「ヒロヒト」と呼んでいたし、一時期父親と喧嘩になるたびに「お前等戦前生まれがこの国を堕落させたのだ!!」などと万死に値するような事をのたまっていた。これは、偏狭しきった洗脳による産物だと思う。25歳過ぎるまで、気が付かない自分も相当に大馬鹿者だが、中学生程度の柔らかな頭では、自分の知識に無いことを、教育のプロから繰り返し植え付けられると、それ以外に事実が存在するなどとは思わなくなってしまうのだと思う。しかも、この先生はこの時既に肺ガンで余命幾ばくもなく、それさえも生徒に伝え自分が生きてきた証しは今この瞬間にあるのだと、口角泡飛ばし、それはそれは迫力満点の授業をやっちまってくれたのだから。
 今年、戦後60年を迎え、この先生を思いだしてしまった。名古屋に転校していた頃の話。
 先日、香葉子さんがおっしゃっていた事。
「僅か二時間で10万人以上が焼け死んでしまった東京の大空襲・・・その翌日、偉い偉い人が視察に来ました。あの時、道端に山のように積まれた死体の山をその偉い人が眼にしていれば、ひょっとしたらその後の沖縄戦も、広島長崎の原爆投下も起きずにすんだかもしれない・・・日本の降伏が早まったかもしれない」
これもその通りだと思うし、無念を感じた。昭和天皇の視察に際して、当時の軍部及び宮内省の役人は山のようにあった悲惨な焼死体を陛下の目の届かない所に隠してしまったそうである。
 以前も書き記したけれど、右だの左だのというイデオロギーは関係ない。真ん中に立った単なる事実が知りたいだけなのである。
 ポツダム宣言受諾のタイミング、東京裁判の是非、インドのパール判事の無罪及び裁判自体の無効宣言、戦後のレッドパージの真相、いつになったら戦後のどさくさの闇は晴れるのか。
 
Comment ( 43 ) | Trackback ( 0 )
 
 

 

お勧めの本です。

 東京大空襲にまつわる本があります。「灰の男」という本です。講談社文庫より出版されています。著者は、小杉健治さんです。ノンフィクションですが、60年前の出来事がリアルに描きだされ、まるですぐそこにある現実のような錯覚にも捕らわれます。東京都の中央区・江東区・墨田区・江戸川区・台東区の地図を広げながら、何度主人公と一緒にこの道・あの道を行ったり来たりしたことか。今まで何気なく通っていたあの下町のあの、通りが、街が・・・と胸が一杯になります。この本をきっかけに更に他の史実を読み勧めるきっかけにもなりました。色々と多方面から考えさせてくれる本です。
 墨田郷土資料館や江戸東京博物館でも今年の初めに、色々と記念の催事が組まれていたと思います。残念ながら、その二つに行けませんでした。明日香とは、3月10日に浅草公会堂の1Fで行われていた”東京大空襲展”を拝見したのですが・・・。どなたか、墨田郷土資料館や江戸東京博物館での”東京大空襲展”に行かれた方はいらっしゃいませんか?色々とお教えください。
又、大分のむっちゃんのお話のように、その土地、その土地の忘れられないお話など、ありましたら是非、そちらもお教えくださいね。
Comment ( 21 ) | Trackback ( 0 )
 
 

 

大分地方の「ムッちゃん」に関する話。

大分県にお住まいの中原麻里さんから頂いたメールを紹介いたします。
「ムッちゃん」に関する話です。
他にも御存知の方いらっしゃいましたら是非、コメント寄せてください。


わたしの住む大分には、戦争に関するお話で「ムッちゃん」という
女の子のお話があります。
平和授業で聞いたり、ムッちゃんの像に千羽鶴を折ったりしました。

ムッちゃんは、当時では治らない
肺炎(だったと思う)にかかった女の子です。

防空壕の中で生活をしていて、同じくらいの年の子が寄ると親から
「伝染するから近寄ってはだめ!」と言われて、
ひとりでさみしい日々を送っていました。
そして、いろいろあってお話の最後には
防空壕の中で、一人で亡くなってしまいます。

そんなムッちゃんへの歌があります。
うろ覚えだけど、この歌詞を読んでみてください。

『もしも今 生きていたなら
 どんな人生 送りますか
 聞かせてください

 きっとこう答えるでしょう
 平和のために たたかいますと
 あなたは胸を張って

 どんなに苦しくても
 生きていることは素晴らしい
 その喜びを抱きしめて
 ぼくは生きてゆきます

 ムッちゃん・・・』

私はずっとこの歌を覚えています。
戦争は関係なしに、寂しくなると口ずさむんです。
「蓮花」とは違った視点からだけれど、
これも平和を願う歌じゃないかな、と思いました。
明日香ちゃんの歌声は、
きっとムッちゃんに届いていると思います。
こんなお話、歌もあるんだなぁって、
思ってもらえたら嬉しいです。

ムッちゃんについて勉強している学生さんのブログ
徒然なる日記
Comment ( 37 ) | Trackback ( 0 )
 
 

 

昨日は、TBCラジオまつり、ありがとうございました!! (TBCラジオ 藤森 真一)

 昨日は、TBCラジオまつり、ありがとうございました。

 本当に、いい歌を聞かせていただきました。

 当日の朝方までイベントの準備をしながら、窓の外を見てみると雨・・・。
ラジオまつりはできるのかとても心配でした。
 でも、林 明日香さんの歌を聞いたとき、心配した分だけ報われた気がしました。
まだ6月だというのに、真夏を思わせるような暑さの中、会場に響き渡った歌声は
まさに清涼剤のような爽やかさを届けてくれました。

 ”強さ”と”しなやかさ”という、相反するものを持ち合わせていて、
ただ単に”ライブ”というだけではなく、それ以上の何か深いものを感じました。

 お客さんの表情を見ていても、林 明日香さんの歌声に圧倒されているのが
手にとるように分かりました。

 まだ16歳。長い人生を考えたとき、これから10年後、20年後、どうなっていくのか
とても楽しみでもあり、末恐ろしくもあります。
 きっと一生歌い続けていくのだろうと勝手に思いながら、これからのますますのご活躍を
祈っております。

 今回は、TBCラジオまつりにご出演いただけて、本当に良かったと思っております。
ありがとうございました。

 また、このような機会がありましたら、その際も、よろしくお願い致します。
Comment ( 10 ) | Trackback ( 0 )
 
 

 

明日香~!元気か~!?犬のジョンさんです。

と馴れ馴れしくいってみたところで、ほんの2,3回しか会ったことないのにすんません。うちのおかんは、終戦の時、疎開してたそうです。とうに亡くなったおやじは、東南アジアに出兵していたそうです。朝起きて、きょうは何しよ?って考えて、食べたいもん食べて、好きは人とはいつでもいっしょにいられて、学校行ったり辞めたりやりたい放題・・・そんな今あるすべてが”当たり前”やなかった時間、そんな時間が確かにあったこと、やっぱり忘れたらあかんと思います。
でも、わたしら、すぐ忘れる・・・。
「蓮花」・・・戦争を知ってる世代からすれば、孫の世代にあたる明日香が歌うこと、素晴らしいと思います。実感はなくても、自分はどうして今、ここにいるんかな?って考えたら、歌えることの幸せ、明日香がいちばんわかってるよね?わたしも明日香の歌を聴けるしあわせ、感じてます。不思議なことやけど、わたしには、明日香の歌う「中国語バージョン」の方が、体の中に入ってきます。なんでかわからんけど。。。
日本と中国と、できたら中国のたくさんの人たちにも、「蓮花」聴いてほしいよね?ほなまた。
P.S.ジョンさんって誰やねん!?

Comment ( 8 ) | Trackback ( 0 )
 
 

 

明日美。さんという方の詩を紹介します。

コメントで戴いたのですが、とても良いなと思ったので、
ここでも紹介させてください。
明日美。さんよろしいでしょうか?
もし、支障がありましたら、お知らせください。


いのち (明日美。)

ひとり ひとりに 生きてる楽しさがあって。
小さいかもしれないけど 夢があって。
けんかしたトモダチと 明日は仲良くなろうとか。
今日はダメだったから 明日は楽しくやろうとか。
その「明日」に すべてを失くした人もいるのでしょう。
母も、父も、兄弟姉妹も、先生も、友も、
 夢も、いのちさえも。
長崎の街のなかの 防空壕 片足鳥居 原爆中心地  吹き飛ばされたビルの跡 平和を祈った像 
原爆資料館のなかの 白黒写真 割れた食器 破れた服 溶けたビン… 

今日を だいじにしなきゃ。 イマをだいじにしなきゃ。 たったの1秒さえもだいじに…。
「戦争を知らないだろ。」じゃなくて、
だからって味わうものでもなんでもなくて。
憎いけど つらいけど かなしいけど
戦争があったからイマを生きてるんじゃないかって。
「明日」を失くした あの方たちが イマの風を運んでくれてるんじゃないかって。
うらむより かなしむよりも 生かされるよろこびを 心から感じなきゃ。
戦争は二度とおこらないで…。
あたしは平和を祈るしかないんです。
Comment ( 5 ) | Trackback ( 0 )
 
 

 

林家 いっ平

明日香ちゃん、もう大変です!中国語落語。
でも、応援ありがとう。嬉しかったです。
僕も、ラジオに呼んでいただいたときには必ず「蓮花」をかけてもらっています。
(陰の功労者だ!)
がんばろうね!
Comment ( 4 ) | Trackback ( 0 )
 
 

 

はじめまして。  (高知シティFM放送 中野由起子)

私が初めて林明日香さんの曲を聴いたのは、「ake-kaze」でした。
何だ?この曲は?!何だ?この歌唱力は?!
その時点では、まだ発売前でした。調べてみると何と13歳・・・その日から私の中には「林明日香」と言う人がレパートリーとして入ったわけなんですが。
現在私は、高知シティFM放送で2つの番組を持たせて頂いております。その内の1番組は2時間の生放送音楽番組で、元有線放送モニター(夜モニ)だった事もあり、沢山の曲たちをご紹介させて頂いております。
明日香さんの曲は、O.Aする度に幅広い方々から反応があり、リピーターも多いので、若いメッセージソンガー(造語?)の第一人者だと心から思っています。
現在、高知シティFM放送の6月のパワープレイナンバーは、「蓮花」。少しでも多くの人達に、この曲を聴いて欲しい!!と言う思いが伝わり、パワープレイナンバーに決定しました。戦後60年記念映画の主題歌を、16歳になったばかりの林明日香が唄うと言う意味。谷村新司さんの歌詞、曲の深さ。海老名香葉子さんの深いメッセージをそれぞれ受け、私達には何が出来るんだろう?私達にも何か出来るはずだ!!と、少なからずとも動く心。まずはそこからだと思います。
6月、この1ヶ月間パワープレイで、一人でも多くの高知の皆さんに「蓮花」を聴いていただき何かを感じてもらえたら・・・と思っています。
また番組では、林明日香さんの特集を組ませて頂く事となり、このタイミングは偶然ではなく必然なんだ!!と心から思いました。番組にとって音楽は、「ただ流せばいい」というものではありません。「伝える」という事。それが一番大切なんだと思います。

高知シティFM放送 
Love&Peace☆中野っちこと 中野由起子。
Comment ( 2 ) | Trackback ( 0 )
 
 

 

戦後60周年を迎えて

良い機会なので、皆さまの戦争に対するご意見を聞かせてください。
今も世界の様々な国では紛争や内乱が絶えません。
毎日何百人もの人が殺されています。
もはや新聞では国際面の小さな記事で伝えられるのみという
ほど、日常茶飯事と化しています。
例えば日本の憲法九条改正に関する御意見、例えば日中、日韓の反日政策。
同じく相互の国の歴史に対する認識。教科書問題。
60年前の日中戦争は侵略ではなかったと言う人が居ます。
東京大空襲は米軍による大虐殺だという見解もあります。
元首による靖国公式参拝の是非。
東アジアの各国では、日本は最近、軍国右傾化傾向だと言われています。
北朝鮮との外交関係。東シナ海、独島の領土問題。
真面目な御意見ならば、タブー無しです。
特に明日香と同世代の人達の意見大歓迎です。
国際問題を論じなければいけないという事ではありません。
平和がいかに大切か、仲間や家族がいかに大事なのか、という事を
身近な観点から伝える事でも構いません。
明日香にも率直な意見を書き込んで貰いましょう。

ではどうぞ。
Comment ( 12 ) | Trackback ( 0 )
 
 

 

鈴木健士

 海老名香葉子さん、谷村新司さん、春風亭小朝師匠、林家正蔵師匠、林家いっ平師匠、甘楽さん、皆さまからの強く熱く、そしてお優しいメッセージ、心に響きました。
 是非ともこの作品「蓮花」を国内のみならず、アジアの全ての国に届けたいと思っています。
 実は本作品「蓮花」を、発売の二日前に上海で発表出来るという願ってもない機会がありました。谷村新司さんがプレゼンテーターをつとめられる中国国内での音楽賞受章式でのゲストシンガーとして、谷村さんより御推挙を頂き、正式に中国政府から招待を受けたのです。中国語圏では最も公正に審査される、言わばグラミー賞やアカデミー賞に匹敵する権威のある音楽賞です。アメリカからはアカデミー賞やグラミー賞エミー賞ハリウッド賞の審査委員が招かれ、フランス国営放送、韓国国営放送も放映するという一大音楽イベントです。しかし、なんと、実施の二日前に授賞式自体が延期になってしまいました。賞に関する管理規則違反だとだけ報道されていますが、詳細は判りません。反日騒動後、初の邦人アーティストによる公共の場での歌唱でした。国内外のメディアでも注目されていただけにとても残念です。再びの機会を心から願うばかりです。
 本作品「蓮花」を一人でも多くの方に聴いていただきたいと願っています。右翼も左翼も反共も反米も反日も関係ありません。イデオロギーも宗教も人種も政治も国家も超越しています。
 誰も、他人から殺されたくない、誰も、他人を殺したくない、生活や家族を奪われたくない。生活や家族を奪いたくない。誇りを奪われたくない、誇りを蹂躙したくない。
 人として当たり前の気持ちがこの歌には込められています。
 
「蓮花」のレコーディングは、言わばダイレクトカッティング方式で行われました。つまり、最初から最後までピアノと歌だけのワンテイクです。一切繋がず、当然の事ながら音程の補正などしていません。どこかのコピーのようですが「何も足さない。何も引かない」ピュアモルトウイスキーの様な作品です。仕上げの時の事です。
鈴木「谷村さん、この一部分だけ歌を差し替えてもいいですか?」
谷村さん「ダメ。鈴木さん、明日香がこの歌に込めている純粋で真剣な想いを伝える為には何もしないことが一番だよ。大丈夫、必ずこの想い届くから」 
 レンタルでも構いません。まずは聴いていただきたいのです。もし感動してくださったなら、失いたくない大事な人に是非聴かせてあげてください。
 林明日香は今年「蓮花」を直に皆さまに伝えて行く為に、日本全国に参ります。そしてアジアの各国にも行きたいと思っています。是非、近くにお住まいの方は生の明日香の歌声に触れてみてください。

 
 
 
                         林明日香 プロデューサー 鈴木健士
 
Comment ( 12 ) | Trackback ( 0 )
 
 

 

林家 いっ平

上野公園内の母子像はこの曲のメッセージが込められています。
上野寛永時「現龍院」の前には慰霊碑があります。
もし、「蓮花」をお聞きになって何かをお感じになってくださったら、お参りしてください。
よろしくおねがいします。
映画「あした元気にな~れ」もよろしくおねがいします。
僕は今、「中国語落語」に挑戦しています。
「蓮花」の北京語バージョン、明日香さんの発音にはびっくりです!僕が苦労している発音を
完璧にマスターしているし、しかも綺麗に唄ってるし、ヤラレたって感じ!!!
 僕も7月16日大銀座落語祭 ヤマハホール1時30分からの「中国語落語」は明日香ちゃんに負けないでグァンバリます!
あ、すみませんこれは「蓮花」のサイトですね。
僕のことはさておき、皆様「蓮花」を、どうぞよろしくおねがいします!
Comment ( 24 ) | Trackback ( 0 )
 
 

 

九代   林家 正蔵

 明日香さんは「静と激」で祈りの気持ちを表現してくれました。そして、奥本亮さんのピアノは
名人芸です。最小限の選ばれた和音ですべてを語っています。
そして、谷村新司さん、凄いです!!
「蓮花」がたくさんの皆様のお心に届きますよう願っております。
Comment ( 17 ) | Trackback ( 0 )
 
 

 

春風亭 小朝

『セカチュウ』や『イマアイ』が好きなあなたなら 
 きっとこの曲がわかってくれるはず・・・。
Comment ( 17 ) | Trackback ( 0 )
 
 

 

廿楽正治

 海老名香葉子さんから、東京大空襲のメモリアルソングを作りたいという相談を受けたのが   2004年3月のこと。
 その年の5月には林明日香さんに歌ってもらおうと決めていました。
 それは、この後ずーっと歌い続けてもらうには、若手の実力派以外考えられなかったからです。
 テクニックという意味で歌唱力のある歌手を探したのではありません。
 ハートで歌を捧げられる歌手を見つけようと心がけた結果、林明日香さん以外の人にたどりつかなかったのです。
 根岸のおカミさんに詩を書いてもらい、泰葉さんに曲を作って頂こうと思っていましたが、春風亭小朝さんの、”後世に残る曲にするのなら、この気持ちをプロの人に頼んで作ってもらいましょう”の一言で、谷村新司さんになったのです。谷村さんは、それこそ魂を込めて「蓮花」を作ってくれました。
 林 明日香さんの歌は、僕たちの祈りをすべて受け取っています。
 平和という言葉は、犠牲という無念の上に描かれた世界です。
 「蓮花」が平和と共に歌い継がれていくことを願ってやみません。
Comment ( 5 ) | Trackback ( 0 )
 
 

   次ページ »