齋藤会長@ブログ

連合新潟の齋藤です。日々の活動の中で考えたこと、労働運動への思いを語ります。

実りの秋。

2013年09月22日 | 雑感
車で走ると稲刈りも随分進んでいました。
私の住む新潟市秋葉区では、ざっと見て9割がた終わっているように見えます。刈っているのはコシヒカリでしょうか?
先週は、台風18号の暴風雨の影響もあり、田んぼはぬかるんで機械が入れられないとの嘆きも聞こえていましたが、秋晴れも続き、明日までの連休でほとんど刈り終りそうです。
頭の中は、「いつ新米を食べられるかな・・・」楽しみです。

秋は、果物も美味しい季節です。
私の通勤ルートでも、梨、ブドウなどを並べる農家の直売所を見かけます。当然、食卓にも取り立ての果物が並ぶことも多くなり、ついつい食べ過ぎてしまいます。
そういえば、10代20代のころは祖母が作る梨の収穫、販売を手伝ったものです。祖母と五泉市などへ配達にも行きましたし、何度も長岡や新潟の職場まで配達もしました。その都度、「ガソリン代」と言って、お小遣いをもらったことを思い出します。

秋といえばスポーツの秋。
昨日、「勤労者駅伝大会」を連合新潟と新潟県労福協の共催で開きました。
私も走りましたが、駅伝大会については後日報告します。
今月は、ブログの間隔が開いてしまい、書きたいこともたくさんありましたが、時間があれば走ることを優先し、その疲れもありブログをさぼってしまいました。

書きたいことの一つ。
9月2日、「新潟県日韓親善協会」の総会が開かれました。
私も親善協会の副会長として名前を連ねておりますから、総会、その後の記念講演会、懇親会と参加しました。
今回の記念講演は、蓮池薫さん。
皆さんもご承知のとおり、北朝鮮に拉致され、そして日本に戻ってきた方です。
帰国後、新潟大学大学院で修士課程を修了し、現在は、地元柏崎市にある新潟産業大学経済学部准教授として活躍されています。

演題は「絆と夢」。
蓮池さんは、
「拉致によって命以外すべて奪われた。夢と生きがいを奪われた。」と振り返り、「私の役目は他の人が帰り易くすること。言えないことは言えない。」「(現在は)残っている人には情報はリアルタイムで入っている。期待しているがゆえに時間がない。解決のために力を借りたい。」と話されました。厳しかった食料事情についても話されました。
そして「政治や外交に、市民の、民間の交流が影響を受けている。個の交流、個のつながりがあって、強い絆ができる。」
「被害者に『絆と夢』を回復させる。」とも。
アッという間に1時間が過ぎてしまいました。

普通に、美味しく、いただけることに感謝。
貴重な講演会でした。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。