初体験、ケイビング

今年も職員旅行に行ってきた。
一昨日の18日は郡上市にある美山鍾乳洞でのケイビングツアー。
ケイビング用のツナギに着替えて、靴は長靴、
頭にはヘルメットにヘッドライトといういでたち。

アウトドアのガイドさんに連れられて、
観光用に整備された鍾乳洞の入り口から入り、
途中で逸脱して全く手付かずの別の穴へ。
ヘッドライトを消すと鼻をつままれても分からない暗闇。
そして体一つしか通れないような細い穴を降りたり、登ったり。
穴の中ではチムニー(煙突掃除)というスタイルで足と背中で踏ん張って、
体の位置を確保。ズリズリとそれで登って行くことができれば合格。
ツナギは滑らないように綿でてきているので、
洞窟の水分がしみたり水が溜まっているところを、
ほふく前進したりしてドロドロになる。
5メートル降下したり、10メートル直登したり。

穴の中は15度くらいだが前の人が登り降りするのを待って進むためその間結構寒い。
途中天井からぶら下がって昼寝中の全く動かないコウモリにであったり、
どこまでも果てしなく続く穴に恐怖を感じたりして行軍は続く。

万歳しないと通れない細い穴や、体をぐいと両手で持ち上げないと、
通れないところがあって自分のボディイメージやバランスを、
いやがおうにも感じさせられる。

こんな体験普段したことないのでバランスの悪いこと悪いこと。
130分ほどのツアーが終わってやっと明るい外界に出たときは、
正直ほっとした。肘や膝に結構な擦り傷がついていた。

しかし童心にかえって楽しい体験だった。
惜しむらくはデジカメのバッテリーを充電ホルダーに忘れていったこと。
下の写真は壁を登る私。めちゃくちゃうれしそう。