WoodSound~日綴記

山のこと、川のこと、森のこと、その他自然に関することをはじめ、森の音が日々の思いを綴ってみたいと思います

BossAsian

2010-02-25 | Music
久々にリリースされた小野リサのアルバムは「Asia」。
ポサ・ノヴァを通した世界の旅シリーズがついにアジアに。
タイの暁の寺院ワット・アルン(だと思う)を
バックに映るリサさんのジャケット写真。
何曲かは聴いたことあるアジアの民謡を
リサさんがしっとりと歌う世界。



ユーミンの「水の中のアジアへ」というアルバムの中に、
大好きな「スラバヤ通りの妹へ」という曲がある。
インドネシアジャワ島のスラバヤで
出逢った少女のことを歌った佳曲である。


スラバヤ通りの妹へ


妹みたいね 15のあなた
髪を束ね 前を歩いてく

かごの鳩や不思議な果物に
埋もれそうな朝の市場

やせた年寄りは責めるように
私と日本に目をそむける
でも“RASA…
RASA SAYANG GEH”
そのつぎを教えてよ
少しの英語だけがあなたとの
掛け橋なら淋しいから
RASA SAYANG GEH

妹みたいね 小さなあなた
けれどとてもしっかりしている

写真で見た波止場に着くころは
あなたくらい陽に焼けそう

オランダ造りの町もやがて
新しいビルに消されてゆく
でも“RASA…RASA SAYANG GEH”
その歌が大好きよ
土埃り 馬車がゆくスラバヤを
思い出せる 遠くても
RASA SAYANG GEH

RASA SAYANG RASA SAYANG GEH
そのつぎを教えてよ
少しの英語だけがあなたとの
掛け橋なら淋しいから
RASA SAYANG GEH

ここで歌われている原曲がこのアルバムに収録されている
マレーシアの民謡である「ラサ・サヤン」だと思う。

いずれの曲も初めて聴いてもすぐ馴染めるのは、
同じアジアンの血が織り成すせいか。
それともボサ・ノヴァの潜在的な音楽性の高さか。

他にも「ブンガワン・ソロ」や「アリラン」など、
アジア諸国を代表する曲が、
リサ風のアレンジで聴ける。

やっぱりボサ・ノヴァは全ての民謡と同一の起源なんだ。

2 コメント

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こんばんは (ぶらいす)
2010-02-26 00:21:25
やっと。。。
わたしにもコメント出来る話題に(笑)

早速聴いてみたくなりました♪



おやすみなさい。
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ぶらいすさま (森の音)
2010-02-27 00:27:11
コメントありがとうございます。

いいですよ。小野リサさんは。
とても癒されますよ。

私はカミさんとほぼ毎回
コンサートに行くのですが、
飾り気のないステージが、
彼女の優しい人柄が出ていて
とってもリラックスできます。

今回のアルバムは、
眠る前とかに、
ふわーっと聴きたい。
そんな一枚です。
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