WoodSound~日綴記

山のこと、川のこと、森のこと、その他自然に関することをはじめ、森の音が日々の思いを綴ってみたいと思います

六甲登山

2006-06-02 | Trecking
今日は中学校の六甲登山。
年に一度、この時期に3学年がそれぞれ違うコースで、六甲に登り、
中学校の裏に降りてくる。
長女の登る2年のコースは阪急御影駅を起点として、伍助堰堤、住吉谷沿いに登り、
急所七曲りを登って、最高峰を折り返す。
下りも七曲りを降りて土樋割峠を経て、奥池、ごろごろ岳から苦楽園尾根を降りるコース。
所要時間約6時間の結構なロングコース。

娘は最初の登りで両足のかかとに靴ずれをつくり、
かなり苦しかったようだ。
小さい頃はよく一緒に登山したが、最近はすっかり乙女になって、
トレッキングとはご無沙汰だもんなぁ。仕方ないか。

先生が作った登山の注意書きのプリントがなかなか振るっている。

一部抜粋すると

こんな生き物に出会ったら
・マムシ
出会っても手をださないこと。もし噛まれたら、しばって止血する・傷を切って毒を吸い出す・氷で冷やすなどの素人治療はしない。
・イノシシ
相手にせず静かに通り過ぎる。
白いナイロンを持っていると、イノシシに襲われることがあるので注意する。

ここまでは良い。

・クマ
身動きせずに全員がクマと視線を合わせ、決して目をそらせないようにする。いわゆる「にらめっこ」であるが、この方法が現在では最も有効。もし一人でも目をそらせたり、背中を向けるとクマは自分の優位性を認識し、襲い掛かってくる。

先生方もがんばっていろいろ調べられたのだと思う。
心配するにこしたことはないが、いたずらに不安がらせていないか?
六甲にクマが出たらそれこそ大ニュースになる。
とても中学校が登山を敢行するとは思えない。
(数年前につい近くで目撃されたことがあるが・・・すごいニュースになった)

何はともあれ無事に下山してきて良かった。
転んで怪我をした子も、何人かいたみたいだ。
班で協力して登頂するというのが目的のようだが、
同じ登るなら、体育会系の登山ではなく、
ネイチャーガイドにでも着いて貰って説明を受けながら、
ゆっくりトレッキングするという方がよいのではないかな。

みんな山嫌いになってくれなければ良いが・・・

4 コメント

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登山の思いで・・・ (通勤ちゃりだー)
2006-06-03 11:44:32
私の卒業した高校のお別れ遠足は”大山登山”でした。

神奈川県丹沢山系大山(1251.7m)なのですが、全員

登るまで、何度か遠足を行っていました・・。

風邪で休んだ、仮病で休んだ、一切許さず、日を

改めて全員が登山をしたのです・・。



当時は”なんで?!?!?”と思いましたが、今

考えると懐かしい、笑える、いい思い出になっています。

山嫌いにはなりませんが、好んで山に登ろうと言う

人は少ないでしょうね・・・・。
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通勤ちゃりだーさんへ (森の音)
2006-06-03 16:20:23
歯を食いしばって何かをみんなで、

やり遂げるという経験も大事ですね。



私は高校のとき、ワンダーフォーゲル部で、

槍ヶ岳なんかを登っていたのですが、

パーティーのみんなと力を合わせて、

ピークを落としいれるというのは、

良い経験でした。

もっとも普段の山行では、

ギターでフォークソングを歌って、

どんちゃん騒ぎをするクラブだったのですが・・・



全員参加の卒業大山登山、良い行事ですね。

今も続いているのでしょうか?
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今は (通勤)
2006-06-03 22:37:08
残念ながら、卒業遠足登山はないそうです。

体育の先生で通称”大将”と言う先生が

いたのですが、その先生の発案だったので、

その先生が異動して暫くしてから無くなった

と聞きます・・・。

何かを成し遂げる。確かに大事な事ですね。

今の学校教育では教えてくれないのかな?!



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通勤ちゃりだーさんへ (森の音)
2006-06-04 18:16:29
体育大会や合唱コンクールなどは、

達成感があるでしょうね。

あとはやっぱりクラブ活動でしょうかね。

中学のクラブもサッカー、野球、テニス、バスケ、卓球、ブラバン、理科、美術くらいしか、

ありません。

私のときは、もうちょっと種類があったように、

思うのですが・・・

ちなみに娘は絵を描くのが好きで美術部です。
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