goo blog サービス終了のお知らせ 

欲望の菓子と石編!ひと山いくらで悪いかよ。

ようこそ嫌味と皮肉と苦笑の世界へ!現在は食った菓子と買った石の写真を上げるだけの不毛極まりないブログになっております。

いやいやいやいや昨日言いたかったのは別の話全然別でもっと大事な話であった。

2010年01月06日 | 生き物
おおおおおおおおお!
昨日は年末年始を棒に振った呪咀と怨念から始まり、
更に「爬虫類飼育における偏見と猛禽飼育における勘違い」まで書いておきながら、
肝心要なことを書き忘れていた。何たるちあサンタルチア。
新春を壽ぐ気などさらさらないが、別のことを壽がなければならなかったのだ。
何たるちあサンタルチア。もういいって。


昨年末。
我が家で飼育しているヒョウモントカゲモドキ(ヤモリの一種)が、満10歳を迎えた。
10歳だぜ、10歳。実にめでたい。新春何かより100万倍はめでたい。
人間で言えば45歳くらいな上、爬虫類飼育で言えば入門種のようなヤモリなので、
マニア視点で言えば「は?」と言ったところなのかもしれないが。


爬虫類飼育においては、それがたとえ入門種であっても、
一般家庭における生存率が高いとは言い難いということ。
また、ヒョウモントカゲモドキのような入門種≒特徴に欠ける爬虫類は、
飼ってはみたものの、厭きて手放される…と言う確率がかなり高いことも、
マニアなら皆知っているはずである。


すなわち、だ。
“同じヒョウモントカゲモドキを10年間飼い続ける”
と言う行為自体は、爬虫類マニアでも意外に少ないのだ。



とまあ、御託をあれこれ並べてみたが、そんなことはどうでもいい。



爬虫類を飼うと言うことは、いかに退屈なのか。
その退屈を日々積み上げるのが、いかに重要なのか。
積み上がった退屈を振り返って見上げたとき、ニヤリと笑いたくなる幸福感。


退屈は不幸ではなく、単なる日常なのだと言う事実を改めて実感させてくれた、
ヒョウモントカゲモドキとの10年間に乾杯。

つまりはその思考の差が鈴虫から大鷹まで飼育した自分には何だか面倒くさくなる

2010年01月05日 | 生き物
あー。
あけましておめでとうございます。
などと、こころにも無い年始挨拶なんぞを書いてみましたが、知るかボケ。
新型インフルエンザと気管支炎で年末年始を棒に振った上に、
まだ完治せずにやさぐれているわけよ。
ワシにインフルうつしたヤツ、殺す。犯人何となくわかっていて、多分アイツ。
今年中に殺す。


と、新春を壽ぐどころか殺意にまみれつつ、今日のぐだぐだ。


知っている人は知っていて、知らない人はまったく知らないと言う、
ごくごく当たり前のことなのだが。
自分はそこそこの爬虫類好きで(決してマニアではない)
まあ、それなりの頭数を飼育している。
これでも全盛期に比べれば、飼育頭数自体は結構減っているのだが、
それでも、人に話すとぎょっとされるくらいの数は今でも飼っている。


でだな。
ぎょっとした人が次に言うことは大抵決まっていて。
「爬虫類ってかわいいの?」
である。


厳密に言うと、かわいいものも確かにいるが。
生き物を飼育する理由が「かわいい」しか思いつかないようなヤツに、
生き物のことを語るのは十中八九徒労に終わるので、
説明するのがすごくウザイ。


更に追加すると、だ。
今ではもう二度と出来ないが。
自分はその昔、猛禽も飼っていた。
革の手袋に鷹を乗せて、屋外をうろちょろするアレである。


と、言うとだな。
「カッコいいー!」って言われるんだ必ず。
解せないのは、「爬虫類ってかわいいの?」とかぬかすヤツでも、
猛禽だと「カッコいいー!」なのだ。


何故その思考が爬虫類にも及ばないのか。
まったくもって、頭が固いヤツに生き物の説明を求められるのは、ウザイ。


ついでに書いておくが。
鷹を肩に乗せるようなマヌケな鷹匠はいません。念の為。

21世紀における真の蛮行とは何なのかを具体的な数字を挙げて詰め寄ってみたりする試みなど。

2009年12月17日 | 生き物
このことについて気になり、調べたのが2年ほど前なので、
データとしては古いことをまず最初に謝っておく。すまない。


『イヨマンテ』
自然信仰が文化の核となっている、アイヌ民族最大の“霊送り”の儀式。
盛大な宴を催し、ヒグマ(=神)の霊を神の国に送り帰す。
冬の穴グマ猟で捕獲し、1~2年育てたヒグマを解体。
その肉を儀式の席で振る舞う習わしがある。

この儀式は「生きたヒグマを殺す野蛮な行為である」として、
昭和30年に当時の道知事名義で禁止通達が発令されている。
この通達に拘束力はないが、当時の社会情勢などもあり、イヨマンテは衰退。
一部の学術研究や、観光目的の為に、ごくたまに執り行われるだけとなった。

禁止通達が発令されたこと自体が永らく放置されていたが、
07年、北海道ウタリ協会(北海道在住のアイヌ民族で構成された協会)が指摘。
通達の取り消しを求めて道に働きかけた。
協会からの働きかけにより、道は通達の取り消しを決定。
発令より実に52年が経過している。

『平成18年度分 クマ類の捕獲数及びクマ類による人身被害について』
環境庁発表。
平成19年2月末時点での累計。
尚、「クマ類」とはツキノワグマ及びヒグマのこと。

人身被害件数 144件
人身被害人数 150人

クマ類捕獲数 5175頭
内、捕殺数  4671頭

この二つの事例だけで問い掛けるのは、いささか乱暴ではあるのだが。
それでも自分は皆さんに聞きたい。
どっちが野蛮だと思いますか。

イヨマンテで殺されるクマは、数年に1頭である。
それに対し、人身被害で殺されるクマは、何故か被害件数の30倍以上。
イヨマンテと比較すると、1万倍以上になる。


前者は単なる他民族への文化蔑視だろう。
自分は後者の方が野蛮だと思っている。

しかし久しぶりの更新がなかなかに屈辱的なネタだというイタい事実がなあ

2009年11月10日 | 生き物
あ~。
何だかずっと忙しいなあ。
まー、忙しい忙しいと口に出して言うのは正直ダサいと思っているのだがと言うか、
ダサいと言う言い回しと言うか言葉がすでにダサいのだが。言の字が多すぎるのだが。
それはさておき、久々のぐだぐだぐだ。←ひとつ増やしてみた。


自分は生き物の躾に厳しい方なので、今まで共に暮らした連中の中には
そんなことをする奴は1頭もいなかったのだが。
猫が玄関、と言うか、靴に粗相をやらかしてくれた。
それに気が付いたのは朝になってからで、玄関中に目眩がしそうな臭いが充満、
臭いの発生源になっている靴は乾燥してしまって、見た目にはどれだかわからない。
靴自体は安物ばかりなので処分してしまえばすむのだが、きちんと下駄箱にしまわないものだから、
夫婦2人の我が家なのに、3世代同居並みの靴の量である。
この中から粗相された靴を探し出し、処分しなければならない。


方法はただひとつ。


朝っぱらから玄関にしゃがみこみ、靴の臭いを嗅ぎ回る自分。
こんなところを人に見られたら、事情など聞き入れてもらえることなどなく、ド変態確定である。


それにしても死ぬかと思った。
靴フェチの心理は理解し難い。

(3)それにしても季節外れなこの時期になぜカブトエビについて熱く語っているのか。

2008年11月23日 | 生き物
全身への酸素供給を、血液中の鉄分で行う
「血の赤い生き物たち」


これに対し、エビ伝説こと、カブトエビ…
だけではない。
多くの甲殻類は、“銅成分”で行っているのだ。


ほら、銅が錆びたら緑っぽくなるっしょ?
緑青とか言って。
またまた乱暴な言い方をしてしまうと
彼らの場合は銅と酸素が結びつくので
血液(体液と言うべきか)が青緑色なのだ。


この銅成分。
進化している海の幸のような連中はさておき。
それこそ「伝説」と言われちゃうくらいに
原始的な生物であるカブトエビさんたちは
田んぼの泥から“銅イオン”という形じゃないと
体内に取り入れることが出来ない。
ゆえに、「生きていけない」


恐るべき自然の摂理だ。
生き物を識る醍醐味がここにある。



ずいぶん乱暴な解説をあれこれしてきたが。
「エビ伝説」のキットもそれには当然配慮しているので
コツさえつかめば育てることも出来る。
しかし元々孵化率の悪いカブトエビの卵。
どうせなら安全パイでいきたいではないか。


意外なことに。
田んぼの泥は1kgパックで園芸店などで売られている。
そいつを買ってきて、環境作りをすることにした。
水道水のカルキは水棲生物にとっては毒でしかないので、
金魚用の中和剤で中和してやる。
2~3日して泥が底に沈んだので、
エビ伝説の卵たちをばらまいた。
劣悪な環境に耐えるため、卵は休眠することが出来る。
なのでこのようなキットが販売出来るわけだが。
いくら休眠出来るとは言え、年数や環境には限界がある。
孵化に必要な環境が整うまでの期間が開きすぎると
当然、孵化率は悪くなるし、場合によっては全滅だ。


もはやいつ買ったのかすら覚えていない、孵化キット。
はてさて、どうなることやら。


などと思いつつ、改めてキットの説明書に目を通すと。


『金魚用、熱帯魚用の中和剤は絶対に使わないで下さい』



…一週間の徒労がすべて、水泡に帰した瞬間であった。



…来年は買うのかなあ。エビ伝説。

(2)それにしても季節外れなこの時期になぜカブトエビについて熱く語っているのか。

2008年11月20日 | 生き物
田んぼの泥がないと“飼育”の出来ない、
エビ伝説こと、カブトエビの皆さん。


「野性の環境を再現するの?」と考えた人。
あなたはほぼ正解。
では何故、再現してやるのか。
「長生きするから?」
似ているが、これは微妙に不正解。


正確には
「生きていけない」から。
さらに細かく書くと
「酸素供給が出来ない」からなのだ。


泥と酸素供給はいったい、どんな関係だと言うのか。


さて、ここからが知的な話になる。←本当かよ。



生物の時間に習いましたね。覚えていますか?

呼吸して取り込んだ酸素を全身に供給しているのは血液。
血液の中の鉄分が酸素と結びついて、全身に回る、と。
だから貧血=鉄分がどーだみたいな話になるわけだ。
正確には≒なのだが。

ついでにかなり乱暴な言い方をしてしまうと
「だから血は赤い≒酸化鉄…要は錆びてるから」
ってことにもなると言うかなんと言うか。


…厳密に言うと違うのだが。
自分は文系人間なのでつっこまないでくれ。


閑話休題。


“鉄分による酸素供給”
ただしこれは、「血が赤い」生き物の話である。


待て、次号!

(1)それにしても季節外れなこの時期になぜカブトエビについて熱く語っているのか。

2008年11月18日 | 生き物
えー、このところ
“いかに自分がダメな生活を送っているか”
ばかりを書いているような気もするので
たまには知的なことを書くべく努力しようと思う。
ま、受け売り知識ではあるのだが。


物置部屋の片隅から、
何やらミョーなグッズが出てきた。
パッケージにはこれまたミョーなキャラクターと共に
「はじめ人間ギャートルズ」もかくや、と言ったロゴで


『エビ伝説』


…あー。
そういやこんな物も買ってたなー。


要はあれですよ。
夏休みになると、安売りカブト虫や金魚と一緒に
ペットショップやホームセンターの棚に並ぶ
カブトエビの孵化キット。
学研の付録みたいなヤツ。
典型的な夏の一発屋に、自分も見事のってたわけか。
ガキ共のように。イテー。


キットの内容を見ると、“孵化”に関しては
必要なものがひと通り入っている。
しかしこれはあくまでも「孵化キット」であり
「飼育キット」ではない。
孵化させたカブトエビを飼育しようと思ったら
極力あったほうが良い物が入っていない。
田んぼの泥だ。


「野性の環境を再現するの?」と考えた人。
あなたはほぼ正解。
では何故、再現してやるのか。
「長生きするから?」
似ているが、これは微妙に不正解。

では、正解はなんだ?


待て、次号!

まー、乙女チックな解釈に水を差すのも何なのだが、真実なんていつもそんなもんだしな。

2008年10月28日 | 生き物
今日も今日とてやる気なーく
すごしたりなんかしちゃったりしてるわけですが。
ってかこの枕も飽きたんですが。
ってかさらに、枕考えるのってメンドーなんですが。


なのでまー、今日もざっくりと。



今やすっかり冷え込んでいるらしい
熱帯魚業界だったりするのだが。
そんな中でも最近見なくなった熱帯魚に、
「キッシング・グーラミィ」という魚がいる。
こいつらはその名の通り、2匹で向かい合うと、
年がら年中チューばかりしている。
あっちでもチュー。こっちでもチュー。
高校生バカップルも裸足で逃げ出すくらいお熱いことだ。
何かの恋愛映画で、効果として使われたこともある
由緒正しいチューである。



…実はこのキス、手足のない彼らにとっては
真っ向勝負の仁義なき戦い。
殴り合い、蹴り合いなのだ。
ひどいときはどちらかが死ぬまで行われる、
まさにデスマッチである。



…誤解を生じまくっているようなので、
「キッキング・グーラミィ」に名前を改めることを提案する。



にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ

こういうのは車だろーが航空機だろーがアニメだろーが音楽だろーが興味ない人にはわからない会話なわけで。

2008年10月16日 | 生き物
マニアな某さんと自分の会話。


自分 「この手の連中、初めて飼うなら何よ?」

某さん「やっぱスミシィ(注1)でしょ!今入ってる子はいいですよぉ」

自分 「やっぱスミシィか。あれはいいな。
今回の便で来たヤツら、コンディションいいね。」

某さん「でしょう?ホント、オススメ」

自分 「チリコモ(注2)はどう?」

某さん「あ、チリコモもいいですよ。
安価で綺麗で飼いやすいから。優秀。
蓮さんならチリコモの方がいいかな。
でも、この手の連中、嫌いだって言ってませんでした?」

自分 「嫌いっつーか、苦手なんよ。
動き早いしトリッキーだし。怖い」

某さん「モニター(注3)だってそうじゃないですか(爆笑)!」

自分 「いや、モニターは四つ足だから。
アイツら足多過ぎるじゃん!」

某さん「いっそ唇脚(しんきゃく)類(注4)に走ってみては?
マホガニー(注5)とか」

自分 「マホガニーって!怖いしデカ過ぎるよ!
あと、インディアン・オーナメンタル(注6)。あれ狂ってる。
レッグスパン30オーバー(注7)って。ありえんだろ!」

某さん「ならやっぱりチリコモかなあ。
この子は毛もふかふかしててかわいいし」

自分 「チリコモの方が、動き遅いよね。
いや、生き物好きを名乗るなら、苦手意識を無くしたくてさ」

某さん「あ!手の上這わせてみます?トコトコって。
距離が縮まるかも(笑)」

自分 「だからありえんって!」


このとき飼ったチリコモのおかげで、どうにか少し好きになれた。
チリコモにはいまだに感謝している。



…って、オタクの会話って、イヤDeathね。
では、解説など。 


〔スミシィ〕(注1):タランチュラの一種

〔チリコモ〕(注2):チリアン・コモンの略。タランチュラの一種。

〔モニター〕(注3):オオトカゲ類。

〔唇脚(しんきゃく)類〕(注4):ムカデ類

〔マホガニー〕(注5):マホガニー・レッドレッグの略。
 ムカデの一種で、30cmを軽く越える。

〔インディアン・オーナメンタル〕(注6):タランチュラの一種。

〔レッグスパン30オーバー〕(注7):レッグスパン
=蜘蛛のサイズ表現で、脚の端から端までの長さのこと。
解りやすく言えば直径。
この場合、“直径が30cmを越える”ということ。


にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ

つまりはゴキブリの話も書きたかったのは確かだが、育毛スプレーの話がメインだっだりするわけで。

2008年06月27日 | 生き物
あー、日に日に暑くなってきましたねー。
不安定な季節の変わり目、皆さん体調など崩されていませんか?
などと、まったくこころにもないことを書いてみたりする
今日この頃ですが、皆さんいかがおすごしもクソもねーな別に。



んじゃ、今日のぐだぐだ。


ゴキブリとの死亡遊戯を開始すべく、
滅殺特殊部隊「ラブコメ死ね死ね団」を設立した我が家なわけだが。
仲間思いで仁義に厚い彼らは、自分が殺されるときに
“離散フェロモン”を出すらしい。
要は、「ここは危ないから来たらいけない」ということを、
今際の際に仲間に知らせているのだ。
健気ではないか。泣けてくる。
なのであまり、キライになれないのだ。


そんな彼らに敬意をはらうべく、ホウ酸ダンゴのような
“大量破壊兵器”はとりあえずやめようということになり、
基本はタイマン、一人(いちにん)一殺でいくことにした。
だまし討ちも卑怯な気がしたので、最初のうちは
「ラブコメ死ね死ね団ー!!」と、名乗りを上げていたのだが。
賢い彼らは待ってはくれず、逃亡することが判明…って、
当たり前だろバカ。
しかたがないので、背後から忍び寄って一気に殺る
“必殺!仕事人方式”に切り替えた。


そのときに使っているのは殺虫剤ではなく、
何故我が家にあるのかは言わぬが花の
「育毛スプレー」なのだが。
実はこれがかなり効果抜群なのだ。
秒殺。



…これって髪につけても大丈夫なのか?
自分が使うわけじゃないからかまわんが。←鬼畜。


にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ