goo blog サービス終了のお知らせ 

ハイツ黒猫

怪異画家として
妖怪画を好んで描いています。
そんな女性作家の日常と非日常。
日本画/妖怪画/妖怪画女性作家

日本画ブースへ…

2012-11-20 03:25:25 | 制作
だいたい1シーズン毎に、油絵と日本画の交代をします。

先月~今月にかけて油絵を8枚描いたので、そろそろ日本画を描きたくなってきました。


油絵の道具を全て片付け、しまい、木目が綺麗なお気に入りの机を磨き、日本画の道具を並べていきます。




油絵の道具を片付け、しばらくすると、まったくオイルの匂いが部屋からしなくなるのが不思議。
まるで、最初から無かったのよう。

日本画を描く時は、机を1センチ高くし、筆置きがわりに、箸置きを。

この時期は、膠液がすぐ固まるので油断なりません。


さぁ…、何を描こうかな?


筆の引力。

2012-11-14 02:37:12 | 制作


一度、筆を持つと離せなくなってしまう。
持ってる時の手の形が正しいとばかりに右手が固定されてしまうのだ。
手を開くと違和感が…

展示用のキャプション、略歴…
結局、すべて手書きにしてしまいました。



きっと読みにくいだろうな。

ただ書いてるのが楽しくて止めたくなかったので、、、

つい、、、、、。



「の」

2012-11-13 02:28:29 | 制作
お手製キャプションが全部完成しました。


和紙の種類によって筆の滑りや、墨のにじみが違うので、特性によって字体を少しづつ変えています。

なんか、みていると…鮭が食べたくなります。
ついでに、日本酒…。

草書体の見本にしている本があり、今回大活躍をしているが…
まじまじと見るたびに、「の」は昔から変わらないなぁ。
と、思わず感心する。

どう、文章をつなぐ時も「の」。

時代の流れで、部首の形が変わったり、シンプルになる字もあるのに、「の」という字の安定感恐るべし。

たぶん、これからも変わらさそう。


なんと、頼もしい事か。


お手製キャプション。

2012-11-11 23:27:12 | 制作
印刷で作っても良かったのだが…

個展だし、手書きにしようと思いました。

そこで、選んだのがAWAGAMIFACTORYのブロックメモの「AWAGAMI COLLECTION」
50種類の和紙が3種、入っている。



私は、和紙を含めた紙の匂いが好きでついつい、嗅いでしまうが、楮(こうぞ)、三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)、麻、桑、竹、藁…?



多分いろんな匂いが混ざって香ばしい。

それぞれ、優れた性質があり、いずれも繊維が長くて強靭。


個人的には、上品な光沢の三椏や透明感のある雁皮が好みだが、折角いろいろ入っているので、簡単に書いてみました。




滲み止めなしでも、大丈夫。

ちゃんと作れそう。

よし。