イギリスでは、18歳、または21歳の誕生日を境に大人として認められます。
両親から、鍵のデザインの入ったメッセージカードや18、21の数字の入った鍵のチャームを貰うのです。
「何時に帰ってきてもいい。どこで何をしていてもいい。あとはあなたの人生…。」
という意味で権利と自己責任の象徴となるそうです。
本当に昔は本物の鍵を渡したとか。
…最近、ヴィンテージでシルバー製の21番鍵を買いました。
珍しく、キーウェイの部分に数字が入っています。
鍵のモチーフというのは、現代のジュエリーでも人気で、ダイヤが入ったかわいらしいものがいろいろあったりしますが、
モチーフ自体には新しい扉を開く…心を開くという意味があったりします。
日本だと、門に鍵をかける=魔物から守る=魔除け
という意味があります。
開くと、閉ざす。
同じ鍵でも、国によって少し意味合いが変わるとは興味深いものです。
同じ島国なのに、イギリスと日本では鋏の持つ意味合いも違いました。
再び出会う と 切り離す。
不思議ですね。