ハイツ黒猫

怪異画家として
妖怪画を好んで描いています。
そんな女性作家の日常と非日常。
日本画/妖怪画/妖怪画女性作家

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創作妖怪 財布の紐ゆるめ

2015-08-28 01:25:39 | イラスト
以下はわたしの想像です。


【創作妖怪】財布の紐ゆるめ





・町中にする獣して、財布の紐にさわり
ねずみの尾を生ず
大黒天の化身とも、妖術で化けし悪家老ともいふ



・現代語訳
財布の紐ゆるめは町中に現れる獣の姿をした妖怪。姿はしっかり見えないがねずみの尾を生やしている。
(ねずみの姿をするのは)大黒天の化身だからか?(それとも)妖術で化けた悪家老が盗みをはたらこういているためかも知れない(悪家老→人形浄瑠璃 伽羅代萩を参考)



・姿をなぜ鼠にしたか、

ネズミは、十二生肖(獣)であるにもかかわらずその語源の有力な説の一つが「ぬすみ(盗み)」であるという。英語のmouseもサンスクリット語の盗みという意味に関係している。
それに「鼠窃狗盗」「家に鼠、国に盗人」「頭の黒い鼠 」
と昔からいろいろ言われ放題なところが良い。

そして、多産である故に繁栄や財力の象徴であるという二面性を持つ。

(このような二面性を持つもだと蛇が近いだろうか)

人の近くにいる妖怪としては、二面性があった方が物語が生まれ、面白いと考えます。


個人的な目的

私は散財や金欠という言葉が嫌いなのです。
なので、お金を使った事を悔やまず…

「今日は、財布の紐ゆるめにやられた。」

なんて、妖怪のせいにしてみて欲しいのです。




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百鬼夜行-天井舐め

2013-07-03 01:14:01 | イラスト
やたら長ひ舌で、垢の集まる天井を舐めるは、天井舐めである。
天井のしみは、化け物や恐ろしひ表情の人となる。
寝床で見上げると恐怖し、つひには死ぬものもあらわる。


…古来の日本の住宅において、天井は一種の異界と考えられていた。

夏季を考慮し、天井を高くするように設計されていたが
そうすると、冬場には熱が逃げ、寒く、灯りは天井まで届かない。
石燕はこれを天井舐めが部屋に闇を作るからだと考えていた。

妖怪「天井下り」もそうだが、天井にまつわる怪談がとても多い事から、もとより幾つかあった伝承を元に創作されたものでないかと考えられている。

現在に生きる私には理解できない、天井への恐怖の感覚がなんだかうらやましい。
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百鬼夜行-鬼の舞

2013-07-02 01:29:53 | イラスト
世に丑寅の方を鬼門といふ。

今、鬼の形をゑがくには、頭に牛角をいただき腰に虎布をまとふ。

丑と虎の二つを合わせて、この形をなせりといへり。


<鬼の舞より>
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百鬼夜行準備①

2013-05-30 01:34:54 | イラスト


7月の展示に使うイラストを描き始めました。

葉書サイズで、ペンとコピックで描いていきます。

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