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初心者御朱印男子の歴史散歩ときどき撮り鉄ブログ

最近御朱印集めを始めたアラフォーのおっさんです。遺跡や歴史博物館巡り、寺社巡り、趣味の記録をアップします。

古墳時代群馬の渡来文化~観音塚古墳の被葬者像を探る~

2018-10-12 00:26:58 | 古墳・史跡・歴史博物館
群馬県高崎市内の、観音塚考古資料館の開設30周年記念の企画展「古墳時代群馬の渡来文化~観音塚古墳の被葬者像を探る~」に行ってきました。





群馬県高崎市を中心とした西毛地域を中心のに渡来遺物が多数出土しています。高崎市内の古墳や遺跡からは朝鮮半島の影響を受けていると思われる渡来系の土器が多数出土しています。そのほか渋川や前橋でも同様に渡来系の埋葬物や土器などが出土しています。

この企画展には、この県内各地で出土した渡来のものから渡来系のものまで、土器、鉄具、金銅製のものが一堂に展示されています。

ちなみにチラシはこれ



影が入りすぎですね。すみません(^◇^;)

これは裏面



そして記念冊子を所望しました。



ほんと影ばかりですみません(^◇^;)


高崎市内の古墳でも、八幡観音塚古墳は、銅承台付蓋碗、金銅製透彫り杏葉、画文帯神獣鏡のほか刀剣、金環など多数の出土物がありました。水が6分目まで入った壺なども綺麗な状態で見つかったそう。古墳の解説によると、防空壕の掘削により見つかったようですね。

もう一つこの資料館は、剣崎長瀞西遺跡の出土物も展示されています。この遺跡は、朝鮮系渡来人のこの地への実在を示すようない遺物資料が多数出土したことでも重要な古墳です。

金銅製品を中心とした渡来の出土物の豊富さでは、高崎市内の八幡観音塚古墳と綿貫観音山古墳は県内でも双璧をなします。

今回は、八幡観音塚古墳に寄りました。懐中電灯は資料館で借りられます。資料館から徒歩3分弱です。足を負傷していたので、あまり深くは入らず、墳頂もいきませんでした。





これが解説版。6世紀末から7世紀初めの前方後円墳終末期の古墳だそう。



八幡観音塚古墳は、資料館のすぐそばです。出土物は、観音塚考古資料館で見られます。
ちなみに綿貫観音山古墳の出土物は、群馬県立歴史博物館で見られます。


資料館の周りでは、平塚古墳(5世紀後半)⇨八幡二子塚古墳(6世紀前半)⇨観音塚古墳と3代に渡る古墳を散策できます。

ぜひ一度お越しください。


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