初心者御朱印男子の歴史散歩ときどき撮り鉄ブログ

最近御朱印集めを始めたアラフォーのおっさんです。遺跡や歴史博物館巡り、寺社巡り、趣味の記録をアップします。

大国主の神話と出雲大社、日御碕神社

2019-04-28 20:02:42 | 寺社・御朱印
久しぶりの書き込みとなります。
しばらくの間さぼってしまいました。

12月に出雲に行ってきたときにいただいた御朱印を紹介します。

まずは、出雲大社です。出雲大社というと大国主をまつっている神社として知られます。
大国主は、七福神の一つ大黒天のことです。全国でもいろんな神社でおまつりされていますね。

大国主は自ら築いた「豊葦原の瑞穂国」を、天照大神に国を譲った国譲りの神話はとても有名です。


もう一つ有名なのは、因幡のしろうさぎの神話です。

隠岐の島に住んでいた白兎が、一度出雲国に渡ってみたいと、「ワニに自分の仲間とワニの仲間どっちが多いか比べてみよう」とワニを騙し、並んだワニを利用して渡ろうとしたところあと一歩のところでウソがばれて皮をはがされてしまったうさぎを大黒様が助け再び元の白兎に戻ることができた話です。詳細はここでは省きますが、人気のある神話ですね。

出雲大社の境内は、いたるところにかわいい兎のオブジェがあります。ぜひウサギ探しもしてみては。


出雲神話はどこか素朴さとかのどかさもあって楽しく読むことができます。

大国主というと、縁結びの神様としても知られていますが、そのゆえんは単に男女の縁に限らず、農耕や漁業、医療、殖産などの知恵を民に授け人々が生きていくための豊かに生きるための結びつきを授けた「えんむすび」の神様という意味だそうです。そう考えるとなるほど、大黒天が恋愛に限らず広く愛される理由もわかります。

これが出雲大社でいただいた御朱印です。


次に、日御碕神社。島根半島の西端に位置します。出雲国風土記には、「美佐伎社」とある古い神社です。
二つの宮があり、神社に入ると正面に日沉宮(ひしずみのみや)があり、ここは天照大御神がまつられています。西の海に日の沈むところともいわれています。東の伊勢は日の出る国として知られますが、それとは好対照です。


そして、日御碕神社には「神の宮(かんのみや)」という素戔嗚尊をおまつりする宮も。


これがいただいた御朱印です。


ここからは番外編

日御碕神社の入り口手前には、干物屋さんが。イカや魚が天日干しにされていました。そこでイカの一夜干しをいただきました。優しい甘みと程よい自然の塩味が。とてもおいしくいただきました。


出雲大社巡りもここでタイムアウト。最後に西の海に日の沈む様子を見てみたいと日御碕灯台に行ってみたものの、あいにく曇っていたので沈む夕日を拝むことはできませんでした。


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