生きがいのある仕事をみつけたい
素敵なパートナーが欲しい
お金持ちになりたい
友達がたくさんほしい
いろんな夢や目標があると思うのですが
その夢や目標が本気で、本物なら
努力を努力だと思わずに
頑張ってるけど本人は頑張ってると思わずに
楽しく嬉しくうきうきと
目標に向かってやるべきことをやり
改善すべきことを改善しつつ
時に方法を変えたり、人のアドバイスを受けたりしながら
前に進むものです。
自分の心からの目標や夢に向かって
本気を出しているその姿こそが
ありのままの姿だとわたしは思うのですが
「ありのまま」を勘違いしてるんじゃ・・・?
って人をたまにみかけます。
本気の夢があって、その目標に向かってやるべきことを
お金を払ってまで学びに来てるのに
その人にとって目標達成を妨げるであろう
今までの習慣や癖を指摘すると
「それをやめたらありのままのわたしじゃなくなります」
と言って凹んだり怒ったりする人がいます。
ありのままのままだったから
今の(目標に到達していない)あなたがいるんでしょうがっ
と声を大にして言いたくなるのをぐっとこらえてましたが
やっぱりそれは本人たちのためにならないことなので
もう一度言いますが
ありのままでいいのは美しい氷の城を作る才能がある
雪の女王だけですっ!!!て
だいたい、これまで夢や目標を達成できなかったのは
何か原因があるからなのです。
やりがいのある仕事に就けてないのも
結婚したいのに結婚できていないのも
ずっとうまくいかないマインドのまま=ありのままで
いたからです。
その状態で、ありのままでいいなんて言ってたら
その人はずっとうまくいかないままです。
たとえば、男の人に熱烈にプロポーズされたい
と真剣に願っていると口ではいいながら
髪もぼさぼさで、肌の手入れもせず
暗い色の服を着て、口を開けば被害妄想か不平不満ばっかりの女性が
「これがありのままのわたしだからいいんです。
これを直したらわたしらしさがありません。
わたしはありのままのわたしを愛してくれる人を引き寄せればいいんです」
という状態で、はたして何人の殿方が
そういう女性にプロポーズしてくれるでしょうか。
もしかするとそういう女性が好きと言ってくれる人も
100万人に一人もしくは
1000万人に一人ぐらいいるかもしれませんが
現実問題どうなんでしょうか?
美輪昭宏さんも言っています。
「ありのままの私を愛してくださいという人は
大根を土から掘って洗いもせず
そのまま食べろ!と強要しているようなものです。
美味しく食べていただくためには、せめて
土をおとし、皮をむき、おいしく調理し、美しいお皿に盛ってお出ししないと」
夢や目標を叶えるときは、その目標に合わせて
やはり、多少なりとも自分の考え方や行動を変えないとダメです。
「ありのまま」にこだわって自分を変えようとしないのは
目標が本気でないか、ただの頑固か
勘違いしているかどれかだと思います。
わたしも皆様の目標達成や夢を叶えるコツなどを
講座などでお伝えしていますが
ありのままの罠に陥っている人には
結構、遠慮なくお伝えしちゃっています。
自分を変えることは決して
ありのままを否定することじゃないんです。
自分の本当の夢に向かうことは
ありのままの自分の姿に近づくこと。
そのために変化をすることは素晴らしいことですし
とっても楽しいことなのですから
怖がらずにチャレンジしてみてはいかがでしょうか