掌蹠膿疱症との日常、と時々ジィさんのハナシ

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チクッ、と心に残るモノ。

2022-02-28 16:35:00 | 日記
お雛様が近くなると……

あの時、なんで処分しちゃったのだろ。
と、この時期になると
思い出す。

ガラスケースに入った
まん丸顔のお雛様。

小さい頃は
飽きずに、お雛様の
オルゴールを回していた。

祖父が小さい頃に買ってくれて
毎年、飾ってくれていた。

祖父が願うような
孫には仕上がりませんでしたw

途中、悪い子になったので
制服捨てられたり、スカート切られたり
ぶっ飛ばされたりしました。

祖父から離れてしばらくしてから
癌が祖父に見つかり、週末だけ
祖父の家に泊まりに行きました。

祖父の好きな刺身を土産に。

持っていく孫は頭、金髪。


真面目な祖父だったけど
癌になってからは、わたくしめが
どんな身なりで帰っても何も言わなくなった。

金髪だろうが、ピアスしてようが
孫は孫だと、受け入れてくれたように思う。

ニコニコしながら
刺身を食べて晩酌していた。

寝る時は、一緒の部屋に布団を敷いて
寝ていた。

布団に横になると
寝る前に病気の状況を
そのまま、わたくしめに話してきたり。


祖父は本が好きだったので
寝る前は必ず、本を読んでいた。

真面目な祖父の隣に
グレた孫が寝るw











お雛様を毎年飾っている頃は
そんなグレたりするとは
思いもよらなかっただろう( ̄▽ ̄;)

思った仕上がりじゃなくて
ごめんよ。
いっぱい心配かけたけど!!










わたくしめの娘は
グレなかったですwww

飾る場所がないし!って
お雛様処分しちゃって
ごめんね、おじいちゃん。

後悔しかないわたくしめに

娘が
「そんなにモノあったらゴミ屋敷になるやろ??どこにしまう?どこに飾るの?その時、そうしたんだ、考えるな」

と、悪たれをついているようで
違う。

優しい一言をくれた。