本物そっくり」偽造ハガキに注意喚起 新手の特殊詐欺の疑い

先月下旬から県内の家庭に簡易裁判所や法律事務所を騙り金銭をだまし取ろうとする郵便物が届いていて警察が注意を呼び掛けています。

先月下旬から今月にかけ、東京簡易裁判所や法律事務所を名乗り、「未払いの料金があり民事訴訟が始まる」などと記載された封書や開封式のハガキが県内各地域の家庭で１５件確認されました。
ハガキや封書は本物そっくりに作られていて東京簡易裁判所や法律事務所の実際の住所が記載されています。
いずれも事前に警察に相談があり、今のところ、被害は確認されていませんが電話番号は実際のものとは違うものが記載されていて「詐欺グループにつながる番号」とみられています。
警察は不審なハガキが届いても電話はせず、まずは警察に相談するよう注意を呼び掛けています。
なお今年、県内で発生した特殊詐欺事件の被害総額は１１月末時点でおよそ２億８３００万円にのぼっています。




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