チャンスをくれないか」――エロ消防士長はこう懇願したという。
トレーニングジムで女性利用者(25)の体を触ったとして、兵庫県警尼崎東署は18日、強制わいせつの疑いで、尼崎市消防局の消防士長、井本勝容疑者(49)を逮捕した。
利用者のA子さんは今年に入り、ダイエット目的で尼崎市内のパーソナルトレーニングジムに通い始め、事件のあった15日が、5回目のレッスンだった。井本容疑者はA子さんのトレーナーをしていた。
レッスン中、井本容疑者はA子さんに「サイズを数字で見た方がわかりやすい。記録した方がいい。サイズを測る時は普通、下着か水着でしょう」と、服を脱ぐよう促した。
昼ごろ、レッスンが終了。そんな話はすっかり忘れていたA子さんは着替えを済ませ、帰ろうとした。すると井本容疑者から「さぁ、測ろうか」と呼び止められ、「変な意味じゃない。トレーナーとして測るだけだから」と、言いくるめられた。
井本容疑者はレッスンルームの鍵をかけ、1枚ずつ服を脱いでいくA子さんの裸を背後からスマホで撮影。全裸になったA子さんを立たせ、後ろから手を伸ばしてメジャーを体に巻き、胸、ウエスト、ヒップと測っていき、その都度、メジャー越しにA子さんの体を触っていった。
■メジャーの先端を股の付け根に…
「次は太腿のサイズを測るから、そこに座って」
井本容疑者はこう言って全裸のA子さんをベンチプレス用の長椅子にまたぐようにして座らせた。足を広げているため、当然、A子さんの性器は丸見え。井本容疑者はA子さんの対面に座るとメジャーの先端部分を股の付け根に押し当てて性器に触れながら太腿のサイズを測った。
計測が終わると、井本容疑者は前に立ちはだかり、「きれいだね。チャンスをくれないか」とお願い。腰をかがめて右手を伸ばし、人さし指と中指をA子さんの陰部に当てがい、Vサインをつくるようにして性器を左右に広げた。
ようやくA子さんが「やめて下さい」と声を上げて抵抗すると、いきなりトレーナーモードに戻り、「次のレッスンはいつにしますか」とシレッと聞いてきたという。
A子さんは自宅に戻り、友人に相談し、警察に届け出た。井本容疑者は調べに対し、「メジャーで測っていた時に手が当たったかもしれないが、わいせつな行為をしたつもりはない」とトボけているという。余罪もあるとみられている。
ジムは井本容疑者の妻が経営し、井本容疑者は子供やお年寄りに指導を行っていた
ひえー