プレサンス」社長・山岸容疑者は容疑を否認 明浄学院の土地売買をめぐる横領事件で

明浄学院」の土地売買をめぐる横領事件で逮捕された不動産会社の社長が、大阪地検特捜部の調べに対して容疑を否認していることが分かった。

　「プレサンスコーポレーション」社長の山岸忍容疑者（５６）は明浄学院が運営する高校の土地売買をめぐって、元理事長大橋美枝子容疑者（６１）らと共謀して、手付金の２１億円を着服した疑いがもたれている。

　関係者によると、山岸容疑者は大橋容疑者らに対し、学校経営に参入する資金として１８億円を渡し、金が山岸容疑者の元に還流したとみられている。

　山岸容疑者は逮捕前、会社幹部に「１８億円は個人的に貸した金で、返してもらっただけ」などと話し、特捜部の調べに対しても容疑を否認していることが分かった。

　一方、大橋容疑者は「着服した金は、学校の経営に参入する際の借金返済に使った」と容疑を認めているという。


社長になったら個人的に億貸せるのかー