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2018-12-21 13:03:32 | リサイクルの事
石央リサイクルセンターでは、

容器包装のプラスチックごみ を扱っています。

容器包装とは、商品を包んだり、入れたりする容器です。
その中身の商品を消費(食べたり、飲んだり、使ったり)した後、要らなくなったプラスチック容器をリサイクルします。


容器といっしょにして使用した物がプラスチック製であっても容器ではありません。
たとえば、ストローやスプーンなどです。

それらは、浜田市では「燃やせるごみとして処分することになっています。

しかし、使った(食べたり飲んだり)後、そのままいっしょに出されている事がとても多く、
そのまま次のリサイクル工場へ送ってしまうと、異物として違反になります。

それが多いと、最悪の場合引き取り停止にもなってしまいます。

先日、立て続けに出てきたのが、点滴のチューブや胃ろうで使われたチューブです。
袋はプラスチック製で、「プラマーク」が付いていますので、中身が無くきれいであれば引き取りできますが、
一緒に使ったチューブはダメです。




介護や治療で使われたのだと思いますが、注意してごみ出しをしてほしいです。




点滴バッグといっしょにコレも入っていました。

医療や介護の現場で働く方は忙しく、人手不足かもしれません。
しかし、ちょっとした注意をすることが、どんな仕事、現場でも大切ではないでしょうか。

ごみの出し方について

2018-06-05 13:01:19 | リサイクルの事
昼休みに、何気なくネットでニュースを見ていました。

ごみ袋に名前、なぜ必要?

という記事を見つけました。

読んでみると、読者の疑問に新聞が答えるコーナーのようです。

読者の方は、個人情報の漏洩やストーカーなどが心配で、記名に抵抗があるとのこと。
浜田市は、市の指定の袋に名前を書いて出すルールになっていますが、袋は何でもいい自治体もあります。

袋は何でもよくて名前も書かないでいいのが、出す側からすると一番楽ですが、そうなった理由もあります。

浜田市は、ごみの減量化やリサイクルを進める自治体です。
ごみ処理場で選別する事でリサイクルする自治体もありますが、大規模な設備が必要で、コストもかかります。
浜田市は、ごみの分別を市民の方に協力をしてもらう事で、ごみの減量化、リサイクルをしています。
ごみを出した人には、回収されるまで責任を持ってもらう意味もあるのかと思います。

私達が浜田市の資源ごみの収集や処理をしているので、ほとんど方がごみの分別をきちんとされていることは知っています。
しかし、残念ながら中には間違った出し方をされる方もおられます。


中身の残った(食べ残し)まま出された物や、家庭で治療や採血した後の注射針もたまに出ます。


他にも記事には、
開封調査(袋を開けて中身を確認する)についても書いてありました。

私達も収集作業中に
「明らかに異物が入っているが、何か特定が出来ない」
 場合に袋を開けて中身の確認をします。
異物の混入があれば、紙を貼って収集せず残します。これは、ごみを出した方に何が入っていたので収集しなかったか、お知らせするためです。
それに、収集する時に火災や怪我、事故につながる危険な物も入っている可能性もあります。

又、中身入り(残飯など)はいっしょに収集したきちんと分別されたごみまで汚してしまうこともあります。
パッカー車(収集車、塵芥車ともいいます)は、後の投入口からごみを積み込み、大きなツメで潰しながら積み込みをします。
袋にいれてあっても破れたりつぶれて中身が出る事もあります。

それに、収集の作業員は、収集作業後は工場で選別作業も行いますので、いい加減な収集をしていると、後から自分が大変な思いをするので、収集時にも注意して見ながら、積んでいます。

工場では、異物の混入が無いかチェックをしています。その際には、袋は全て破って中身の確認をします。
これは、プラマークのあるプラスチック容器をリサイクルする次の工場へ出荷する基準が決められており、袋を破って中身の確認をしていなければ、検査に引っかかってしまいます

昨年の検査に立会いした時の写真ですが、袋の破れていない物、汚れが基準以上に付いた物は、抜き取りされて写真を撮られます。


よそから引越しして来られた方や、引越しして他市へ行かれた方など、それぞれのルールがあるので、慣れるまで大変かと思います。
しかし、ルールを守ってごみ出しをしていただかなければ、より一層厳しいルールになったり、費用負担も増える事にもなりかねません。

ちょっと面倒でも、分別と記名をしてごみ出しするようにお願いします



(余談ですが、作業している立場では、記名されている方はきちんと分別されているイメージをもっています。自信を持ってごみ出しされていると思っていますので、もしも小さな異物があっても、それを抜き取り別にして積んでいます。)

外国からの留学生

2015-12-16 14:39:53 | リサイクルの事
先日、市内の大学生が見学に来られました。

これまでも、何度か見学には来られていますが、

今回は、外国からの留学生でした。


日常会話はできる方達でしたので、なんとか説明が出来ました。

普段も浜田で生活をされているようですので、ごみを出す時に分別をして出す事は知っておられました。

しかし、リサイクルについては詳しく知らなかったようで、色々な質問があり、

答えるこちらもとても勉強になりました。

特にリサイクルして何になるか、次はどのようなところへ行くのか熱心に質問されました。

この工場で処理をした資源ごみは、5%程度リサイクルできない物がありますが、

それ以外は、リサイクルして原料などとして使われています。

95%くらいはリサイクルしていますので、少し驚いておられたようです。

(質問以外は外国語で話をされていたので、こちらは理解できませんが。)


浜田にも多くの外国の方が暮らしておられます。

その方達にもごみの事、リサイクルの事をもっと知ってもらわないといけないと思いました。

ガラス瓶のリサイクル その2

2015-11-30 11:56:13 | リサイクルの事
先日見学に行ってきたガラス瓶の引き取り業者さんのところで、
色々知ることができました。

一番の驚き(今まで勘違いしていた)のは、
「洗う」作業です。
洗うと言われたら、水で洗うんだろうとばかり思っていましたし、
そのように聞いた記憶がありました。

しかし、今の主流は
「ドライ」
水を使わずに洗う(汚れや異物を取り除く意味)そうです。

水で洗うとその排水処理がとても手間がかかるので、ドライが多いそうです。

見学に来た方に間違った(昔はそうだったとおもいますが)説明をしてしまっていました。

大反省です。

ガラス瓶のリサイクル

2015-11-25 11:55:37 | リサイクルの事
また、しばらく 放置 していました。

先日、ガラス瓶の引き取り業者さんのところへ見学に行きました。

石央リサイクルセンターでは、3つの方法でガラス瓶のリサイクルをしています。

1つ目は、そのままの形でくり返し使える瓶を酒や醤油、ビールなど製造している工場へ出荷をしています。
一升瓶やビール瓶など、リターナブル瓶と言います。昔はコーラなどもくり返し使われていました。


2つ目は、透明と茶色の瓶をガラス瓶の工場へ出荷しガラス瓶の原料としています。


3つ目は、「容器包装リサイクル協会」(容リ協)へ出荷をしています。
この容リ協では、全国のリサイクル業者が入札して引き取り先が決定します。
今年は、ガラス瓶の原料にするリサイクルをする工場が落札し引取りに来てもらっています。
それまでは、建築資材(砂や砂利)にする工場が引取りをしていました。

それぞれの工場で、細かな基準の違いがあり、初回の出荷分で色々注意を受けました。
そのこともあり、今回実際の作業の様子、リサイクルの方法を知る事で、我々の行っている作業に反映できるようにと思い見学に行きました。

企業秘密もあり、写真はありませんが、大変勉強になりました。

詳しくは小出しにブログに書き込みたいと思います。