「Heaven"s」

僕と一緒に生きて頂いた友に伝えたい事

「Heaven"s」 密かな楽しみ

2018-01-18 00:33:00 | 日記
今回「心筋梗塞」と言う病に倒れました

確かに病気になって失う物も沢山ありました
その中で友達の暖かさや周りの気遣い
そしてリセットの時間など大切な思いを
沢山頂きました

その中でとても懐かしい友達が僕が倒れた事を
風の噂で聞いて病院まで駆け付けてくれました

たまたま入院中売店前をウロウロしてた時に
おっさんが「居た〜と」僕を見て指をさしました
おぃ‼︎おっさん指刺すなよと思っていたら

俺だよと馴れ馴れしく声掛けて来て…
えっ?誰?勘違いしてない?
と心の中で思いましたが

僕の仕事柄の悪い癖で「あ〜久々だね」と話を合わせて返事をして会話の中に接点を探しました

途中に「お前本当に俺誰かわかってるの?」
聞かれもう隠すの無理だと思い「知らない」と
^_^

帽子を取り俺だよと…
そこには老いた友達が立っていた
えっ!なんでここにって思わず言ってしまいました
お前が倒れたと聞いてと20年ぶりの再会だった
短い時間で色々話しして友達も同じ心臓の
病で闘っている事を聞いた。だから僕の病気を
聞いて駆け付けたらしい
嬉しかった、まさか知らない所で僕の事心配して
くれてる友達がいるなんて

あの頃は僕も友達も車が大好きで夜な夜な走らせ
山を走っていた
僕は既に仕事で車を乗る事は諦めて居る頃で
夢を諦めていたが原点にいる友が眩しく見えた
時でもあった
そんな懐かしい話をして退院したら再会の約束を
して話は終わった。
退院して連絡したら夜遅くに昔と変わらず
色気の無いメールが来て僕の自宅に迎えに来るらしい!
すると車は古い軽に乗り昔と変わらないルートで
走り良く行っていた山に向かう
もうあの頃の活気は無いけど変わらずの雰囲気は
あの頃のまま
友達は週に一度はまだ来ているらしい
少し変わりコンビニなど出来ていたが変わらず
の道が有った
昔の三分の1の速度でコーナーを抜けるオヤジ2人がそこには居た
2人とも同じ様な病気に掛かり老けたオヤジだが
気持ちはあの頃の様にコーナーの先を見ていました
真っ暗の中にポッツンと販売機の灯りの中で
缶コーヒーを飲み来週もどう?って誘う
友に「もちろん来る」と即答する僕が居た
なんか忙しさの中で忘れて居た時間を取り戻しました
僕は後何回この密かな時間を味わえるのだろうと
次のいきなりの誘いを楽しみに待つのが
日課になってます^_^