詩集 裸心全通(らしんとおる):羅針全通:Rasin Toru  

現在、羅針全通(らしんとおる)となりました。「愛のある詩」を、「愛の詩」を創作しています。

詩: 聞こえる       裸心全通(Rasin Toru)

2013-08-08 15:11:50 | 
詩: 聞こえる



彼女は

ひとりごとのような ほほえみ を

浮かべ

神社の 垣根 の 小さな 葉っぱを
そっと なでた

神社の 掃除人 が 言った

大木 さん も

生垣の 小さな 葉っぱ さんも

楽しく お話 しているのかも 知れない ね

すると

やさしい空気が 包み

「ごくろう さん」

まわり が 和んだ

もしかして  大木さん ・・


そして

彼女は

また

ひとりごとのような ほほえみ を

浮かべ

神社の 反対側の垣根 の 小さな 葉っぱを
そっと なでた

・ ・

聳え立つような 大木を 眺めている と

いつのまにか

いく種もの 野鳥たちの

さえずり で

神社は にぎやかに なって いた




      裸心全通(Rasin Toru)




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詩: あたたかい光り    裸心全通(Rasin Toru)

2013-08-08 02:20:49 | 
詩: あたたかい光り




どんなに 精一杯 浴びても

木漏れ日の ように

うれしく

ありがたい

心やさしい 思いやりに 満ち溢れた

愛の 光り

小川 で

白い 服 を めくり

膝の下まで  浸かって いた ・・

白っぽい 世界


どんなに 精一杯 浴びても

木漏れ日の ように

うれしく

ありがたい

心やさしい 思いやりに 満ち溢れた

愛の 光り

ことば は なくても

みちみちた 光りに 囲まれている

永遠の

景色の ゆりかご


  

 
 
   裸心全通(Rasin Toru)


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