マナへ捧げる詩;まなの詩 T.Rasin
こちらは エアポート へ
遠い 彼方 が 少し覗いている
ビッグストレート ハイウェイ
大地の帯 の この控えめな たまり に
人ひとり いない バスストップ
見渡す限り 看板ひとつない 景色
座った ボックス 天井の透明な
屋根越しの 空 から 澄んだ 青空から・
西洋の天使たち が ブルーごと 舞い降り
旅人を 落ち着かせる ・
旅人は 何か 新鮮さを 感じている
旅人から 太陽の ほほえみ が ・
口元の喜び と ひとりで 喜んだ 照れ隠し
まるで 見えない 愛のカーテンに囲まれている よう に
よろこびの 深呼吸 で ひとつ 肩が 揺れ た
電柱や 電線ひとつ 見えない 景色に向って ・
そこに決して 止まることのない 野鳥たち の声 が
その森 から 聞こえて くる よ
ハイウェイの車 が とぎれた 時
聞こえて きた 野鳥の声に・・
町の中 セラーノ通りの町並みが・
旅人の目にも 確かに 映って いた
あの自転車が渡っている 大きな陸橋を越えて
無料の号外 新聞を受け取り 地下へ下って ・・
セラーノ通り(Serrano Street)
目指して 降りた 地下鉄
古い西洋仕立てのアパート
バスストップ
こちらは エアポート へ
遠い 彼方 が 少し覗いている
毎朝 2人のベッドから 聞こえて来た
街路樹の 鳥たちの あいさつ
轟音ベルトのハイウェイの帯から ・
遠い羽の バス が 降り立った
旅人は 帽子と襟巻きに首をすくめ
突っ込んだポケットから 手を出し
バスを掴み 昇ろう と した 時
ハイウェイ音 は 止んだ
森の中心から 叫ぶような 鳥の声 が ・
旅人の 心の目に セラーノ通りの町並みが・
バスの取っ手を握った 旅人は 昇ることを
止めて しまった
しばらくの 時間の あいだ
まるで 見えない 愛のカーテンに囲まれている よう に
よろこびの 深呼吸 で ひとつ 肩が 揺れ た
バスの車掌 と マナ が
セラーノ通り(Serrano Street) は
陸橋を越えて ハイウェイ向こうの 地下へ・・
と にっこり と 微笑んだ
バスストップ
こちらは
エアポート へ
遠い 彼方 が 少し覗いている
裸心全通(RasinToru)
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大地の帯 の この控えめな たまり に
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見渡す限り 看板ひとつない 景色
座った ボックス 天井の透明な
屋根越しの 空 から 澄んだ 青空から・
西洋の天使たち が ブルーごと 舞い降り
旅人を 落ち着かせる ・
旅人は 何か 新鮮さを 感じている
旅人から 太陽の ほほえみ が ・
口元の喜び と ひとりで 喜んだ 照れ隠し
まるで 見えない 愛のカーテンに囲まれている よう に
よろこびの 深呼吸 で ひとつ 肩が 揺れ た
電柱や 電線ひとつ 見えない 景色に向って ・
そこに決して 止まることのない 野鳥たち の声 が
その森 から 聞こえて くる よ
ハイウェイの車 が とぎれた 時
聞こえて きた 野鳥の声に・・
町の中 セラーノ通りの町並みが・
旅人の目にも 確かに 映って いた
あの自転車が渡っている 大きな陸橋を越えて
無料の号外 新聞を受け取り 地下へ下って ・・
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目指して 降りた 地下鉄
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毎朝 2人のベッドから 聞こえて来た
街路樹の 鳥たちの あいさつ
轟音ベルトのハイウェイの帯から ・
遠い羽の バス が 降り立った
旅人は 帽子と襟巻きに首をすくめ
突っ込んだポケットから 手を出し
バスを掴み 昇ろう と した 時
ハイウェイ音 は 止んだ
森の中心から 叫ぶような 鳥の声 が ・
旅人の 心の目に セラーノ通りの町並みが・
バスの取っ手を握った 旅人は 昇ることを
止めて しまった
しばらくの 時間の あいだ
まるで 見えない 愛のカーテンに囲まれている よう に
よろこびの 深呼吸 で ひとつ 肩が 揺れ た
バスの車掌 と マナ が
セラーノ通り(Serrano Street) は
陸橋を越えて ハイウェイ向こうの 地下へ・・
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