先日 京都市美術館にマグリット展を見にいってきました。
隣でルーブル展が開催されていてそちらの方が
人気があるようで混んでいました。
マグリットの絵 不思議な絵でしたよ。
ベルギー生まれのシュールリアリズムの巨匠と言うことですが
たしかにパーツ パーツはすごくリアルで美しのですが
そのパーツが組み合わさった様がまさにシュールなのです。
我々凡人には考えつかない組み合わせで
作品名もどうしてこの題名と思うようなものがあって
たとえば”ハゲタカの公園”と言う絵の中にハゲタカはどこにもいなかったり。
”呪い”と言う題名の絵が美しい青い空に白い雲が浮かんでいる
本当にきれいな絵だったり
”応用弁証法”とか”傑作あるいは地平線の神秘”と言う題名の絵は
横にある説明文を読んでもますます画家の深い思いがわからず
頭の中は??マークだらけでしたが
すごく面白い体験をさせていただきました。
会場の最初にありました画家の生い立ちを記した説明文の中に
13歳の時 精神を病んだお母さんが
河に飛び込み自殺をした。とありましたが
その事が彼の絵に影響しているような気がしました。
帰る前にミュージアムショップで購入したのは
マグリットとは関係ないボタニカルなお花の絵の
絵葉書と小さいファイルでした。
やっぱりシュールリアリズムの絵は
身近において癒される絵ではないようで・・・・