函館スプリントステークス
函館競馬場 1200メートル(芝)別定 3歳以上オープン
歴史
本競走は、夏季競馬の短距離重賞の充実を図るため、1994年に3歳以上の混合・別定の重賞競走「札幌スプリントステークス」として創設され、第1回から第3回まで札幌競馬場の芝1200メートルで行われた。1997年から札幌競馬と函館競馬の開催順序が入れ替えられたため、舞台を函館競馬場の芝1200メートルに移し、レース名を「函館スプリントステークス」に改称して行われている。また、2006年から、夏季競馬をさらに盛り上げるため設けられた「サマースプリントシリーズ」の第1戦に指定された。その後、2012年に開催時期が6月の中旬に繰り上げられた。
コース
函館・芝1200メートル
2コーナー奥のポケット地点からのスタートで、3コーナーまでの距離は約490メートル。スタートから3コーナーと4コーナーの中間付近までは緩やかながらずっと上り勾配が続く。力を要する洋芝コースということもあって、レース前半の消耗度はラップから受ける印象以上に高くなる。ただ、ゴール前の直線は262.1メートルと短く、4コーナー途中からは緩やかな下り勾配になっているので、前がよほどバテないかぎり後方に控えた馬にチャンスは回ってきづらい。このコースで信頼できるのは、激しい先行争いを耐え抜いて直線でもうひと踏ん張りできるスピードとタフさがある馬だ。純粋なスプリント能力に加えて洋芝への対応力も不可欠になる。
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