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1703 早稲田大学 會津八一記念博物館 茶の道具

早稲田
012
早稲田大学 會津八一記念博物館 富岡重憲コレクション展示室
011
茶の道具
期間:3月1日(水)~4月28日(金)

一重切花生 銘 こ乃君 小堀遠州作
遠州作の竹花入。胴中央に節を取り数ヶ所に雪割れが見られる。
銘の「こ乃君」とは竹の別名で中国の故事より採られた。
備前茶入 銘 霜夜
丸壺形の茶入。備前焼のひとつ伊部手の焼物で黒褐色の地に黄胡麻釉が掛かった景色が見事。
銘は江戸千家の流祖川上不白が付けた。
竹茶杓 蒲生氏郷作
黒々とした茶杓で樋が深く櫂先がぐぃっと持ち上がった姿が武将茶人らしい。
筒には「氏郷作」と仙台藩伊達家で茶頭として仕えた清水道竿が記している。
竹茶杓 銘 松露 烏丸光広作
櫂先の下のみ色が薄いのが特徴的な茶杓。櫂先はゆったりと曲げられ貴族らしい優美な姿だが、露は右肩上がりで個性的。
筒は銘も署名も金泥と珍しい。

富岡コレクションは以前別の場所で拝見し、久々となります。珍しい烏丸光広の茶杓を久々拝見できて良かったです。
 
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