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SENgoKU anD VISIon -乱世を追う-

戦国・江戸時代 武将 甲冑・刀剣・茶道具 博物館・美術館・城・茶室などを巡る拝見記。その他の雑記もあり。

湯木美術館 千家歴代と樂歴代の茶道具

2015-05-20 | 探訪
続いても大阪
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湯木美術館
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春季展「千家歴代と樂歴代の茶道具 ―利休のデザインと展開―」
期間:1月6日(火)~3月29日(日)

前・後期拝見しました
yuki1503
黒筒茶碗 銘キリキリス 長次郎作 
長次郎としては数の少ない筒形の茶碗。厚造りで腰は強く張っている。胴には縦に箆目がある。
千宗旦が「キリキリす(花押)」と箱書している。
信楽鬼桶水指
上に開いた形の水指で、口は楕円。胎土は長石を含んで荒く、自然釉が部分的に黄色く溶けて景色となる。
千宗旦の箱書より武野紹鴎、清水道閑所持であった事が分かる。
黒大棗 利休在判
黒大棗 丿貫在判

利休在判のものは、肩が張り四角に近い姿で薄造。丿貫在判は肩に丸みがあり厚手である。利休と丿貫は親交があったものの対極に位置するような人物でしたが、棗も違いがあったようです。 
 

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