朝4時過ぎに目覚める。
前夜「明日の朝、5時に出て朝サイに行こう」という話を、他人事として聞いていた。起きれない予定が、気持ちよく目覚めてしまった。日中は暑かったが、朝の気温は関東よりは低い。今なら動く気になれる。支度をし、起きてきたのが私。Iさんに予想外の顔をされても、そこはこちらも慣れたもので、その反応は想定内。Yさんが起きてこないのは想定外。
走る前、汗なんてかかないよと言われたが、いえいえ。少しでも坂があれば普通に汗が出てきます。
中綱湖の蓮。葉の上の水が、ふるふるしている様が可愛らしい。それにしてもよく弾く。
稲の絨毯は、見る度そ〜っとさわさわしたくなる。
歩く。
いや、出だしは漕いだ。でも、歩き多めなのは否めない。全身から「何も言ってくれるな」オーラを放ちつつ、歩いては漕ぎ歩いては漕ぎ。よく倒れないな、なスピードで蛇行・蛇行・蛇行。遅いのはきっと、暑さのせい。そうよ。きっと。たぶん・・・全て猛暑のせい。
(写真Iさん提供)
大峰峠。
なんとか到着。御堂の横にある水場。冷えた湧き水、癒しの泉?が有難い。本気でダイブしたかった。
その後、車を取りに戻るIさんとは別れ下って行くのだが、走り出し早々雄大な景色。小滝川ヒスイ峡や姫川の谷など、かっこいい景色が見えたのだがなんせ急勾配。下る気満々だったこっちは止まるに止まれない。止まりたくても、ヘアピンカーブのどこで止まるのが正解なのか・・・残念だけれどここはスルー。下りに備えサドルを目一杯下げたが、それでもビビる急カーブ。麓まで降りたと油断していると、赤くはないがそれなりの激坂が現れる。すれ違う車が少ないとは言え、なかなか気を抜けない。
国道と合流する場所でIさんに拾ってもらい、糸魚川の台湾料理屋へ移動。運転があるため飲めないIさんを横目に、大ジョッキを頼む。ウン10年ぶりの大ジョッキ。飲み切れるか?の不安はどこへ、空芯菜炒めをつまみにぐんぐん入っていく。酔ってるよね。酔ってないですよー。なんてことを言いつつ、糸魚川駅まで送ってもらう。分解し始め下を向いた途端、ふわ〜っとした感覚。あ〜酔ってる。いつも以上に慎重に、一つ一つの動作を丁寧に。輪行袋におさめ、フロントバッグを斜めがけし一息。相当時間がかかったかと時計を見ると、30分経っていない。
いつもより早い・・・。
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