Rail heigen

Nゲージのレンタルレイアウト店(貸レ)を作ってあんなことやこんなことが出来たら良いなと夢をひたすらふくらます日記

かんがえるほどにつらく楽しいプランニング・・・

2018-02-27 01:29:48 | 日記

プランニング

 

レイアウトを作るときに一番楽しい瞬間であり難しいプランニング。線路の配置一つでレイアウトの表情だったりコンセプトが決まってしまいますからおいそれとは決められませんよね。自分が作りたい情景があっても与えられたスペースに収まるのか?収まらなければデフォルメするのか?はたまた別の案を考えるべきか悩みます。仮に決まったとしても線路など資材の選定次第では例えばとあるメーカーにはこの線路はあるけど自分の使いたいメーカーにはなかったりするとそこでもプランの修正が発生します。そういう問題も作りたい情景への妥協が発生したりしてつらいところだったりもします。ポジティブに捉えるなら工夫のし甲斐がある事でもあり楽しい部分でもあります。そうやってノートや方眼紙に線路や街や山を書いたりして少しずつプランを具体化していきます。人によってはいきなり現場で線路を敷きながらプランを練る場合もあるらしいですね。今回は図面に線路や地形落とし込んで作っていく方法をとろうかと思っていますので現場作業は大分あとになりそうです。そう、これだとおおよその予算も事前に分かるのでお財布の面でもやりやすいんですよね。。。実車と同じでインフラの投資は馬鹿にならないので。

 

 

感覚のズレ

 

プランニングで気を付けたいことは何気なく引いた直線や曲線が原寸ではどれぐらいの大きさになるかを常に意識してやることです。特にフリーハンドで最初のラフスケッチを描いている時に一番神経を使った方がいいと思います。後で詳細設計に移るときにかなり修正が出てくるんですよね。直線は定規で引いてしまえば割と正確な配置になりますが曲線は誤差がものすごく出やすいです。道床付線路であれば規格のサイズが分かるので曲線の入口出口さえちゃんと押さえていればなんとかなりますがフレキで曲線を描く場合は、自分がくるんと書いた曲線が半径何Rで何度曲がるのかをかなり気にしないといけません。とまぁ最近ラフを書いててこれを痛感したのですがその中でも最強に厄介だったのが大半径コーナーです。

 

 

もうよくわかんない

 

大半径コーナー、例えばR=1000mmを縮尺1/10のシートに書くとなった時に100mmの半径で書く訳ですがフリーハンドで書くと笑っちゃうくらい狂います。半径がでかくなればなるほど狂います。狂いました。中高生の頃に円を正確に書ける人は早死にするという話を聞きましたが絶対に正確に掛けないだろと思いました。いたら会ってみたいです。。なので手元にコンパスがある場合はラフでも使用することをお勧めします。後で面倒な修正が増えますので。。

で、曲線の次に厄介な問題が勾配・標高です。平面に書いた線路にこの条件を反映させなくてはなりません。勾配区間で気を付けることはフレキもなのですが、特に道床付線路を使用する場合はシートに書く線路の長さをわざと短く書く必要があります。地形の断面を三角形で例えると、シート上では底辺の長さになっていますが実際の線路は斜めの線となります。ですからいざ敷設しようとすると、「あれ、届かない」という事態が起こり得ます。前後がフレキを使っていてそこで調整すればいいというのであればあまりシビアに考えなくてもいい場合もありますね。ただし、そこに立体交差があったり隣り合う線路との位置がタイトだったりするとシート上では問題無かった路線ルートが干渉してしまったりして上手くいかなくなることも往々にしてあります。ラフスケッチと言えどもそこにはやりたいことを盛り込んでますので起こりうる問題にはこの時点である程度対処しておいた方が良いです。

 

 

めんどくさいけど頑張る

 

と、あれこれ気にしてばかりじゃつまんないと思う方もいるかもしれませんがいざ作り出したらこの区間が出来なかった、では悲しいですからね。それとシートと実際のズレの話はレイアウト用地の大きさによっても起きやすいです。むしろこちらの方が大きな問題かもしれません。1畳や2畳くらいの大きさであれば大したことは無いのですが仮に10000mm×10000mmになると自分が何を書いたか全く分からなくなります。この曲線すごい半径小さくてつらいなぁ~と思ったら実際はR=2000mmだったり。。。空間把握と呼ぶべきか、とにかくシート上と原寸とのギャップを縮めないとしばらくは苦労します。まぁ、そんな巨大なレイアウト作ることもないとは思うのですが書くだけは自由なので冗談で書いてます。。


ということで、線路配置をあれこれ書きながら情景はどんなのが良いかも今後は検討していきます。

 

書いていくうちにだんだん空間把握が出来るようになってきた。