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クロコダイル・ハンター ザ・ムービー

2005-11-15 12:48:38 | DW出演作品レビュー
クロコダイル・ハンター ザ・ムービー

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今頃こんな映画を持ち出して来るそのわけは──?
実は昨夜、『世界まる見え!テレビ特捜部』を見ていたら、思いも寄らぬ…じゃなくて、いつか出るんじゃないかと思っていた人が登場したのです!
そう、我らのワニハンターこと、スティーブ・アーウィン氏ですね。
相変わらずのハイテンションで、元気にワニを捕獲してました。 

で、この映画ですが、ご存知ないかたのために説明すると、ディスカバリー・チャンネルの人気番組を、ドラマ仕立てで映画化したものです。

合衆国の監視衛星が墜落、オーストラリア大陸に落下した機密情報カプセルをクロコダイルが飲み込んじゃったからさあ大変!
カプセル回収に乗り込んで来たCIAエージェントたちと、動物愛護家スティーブの息詰まる(?)攻防の行方は…?

というのが、ドラマ部分の粗筋。スティーブと奥さんのテリーさんは本人自身が出演、終盤近くまで主筋とはあまり関係なく、ワニやヘビに挑み、密猟者たちと戦ったりしています。このあたりは殆どドキュメンタリーっぽい作りになっています。
「クロコダイル・パニック・アドベンチャー!」などという惹句がまったく似つかわしくない、どこかのどかなおとぼけムービーといった感じでした。
そしてまた、件の「ドラマ部分」に出て来るのが、(当ブログ的には)我らのデイヴィッド・ウェナムさんなんですね~。という訳で、カテゴリはこれ。
犬嫌いの動物保護官、サム・フリンなる役を演じています。ワニ嫌いの農場主ブロジー(マグダ・ズバンスキー)の番犬軍団に襲いかかられてワタワタする姿が可愛い
"Oh, sugar !" は「あちゃ~」という字幕訳ともども名台詞だと思います。
豪は銃規制が厳しいそうですが、田舎の農場や牧場経営者にとっては、経済的な意味だけでなく、文字通りの死活問題。家畜がワニに襲われる被害は珍しいことではないとか。
しかし、この映画の中でワニにやられたらしい牛さんの名前が「デイジー」って言うのは…やっぱり、彼のニックネームに引っ掛けたお遊びなんでしょうかね?

ところで、久しぶりにこのDVDを取り出して中を見たら、まあ何と、"X-MEN 2" DVDのおしらせがはいっているじゃありませんか!
わはははは。そういう時期だったんでしょうか?
…じゃなくて、それこそ思いも寄らぬところでヒュー様のお姿を拝見して、無駄にアドレナリン値が上昇しました
同じチラシ、後ろの方には「ロジャース&ハマースタイン コレクション」(含『オクラホマ!』『回転木馬』)のおしらせも…わはは。

追記:2006年9月4日、スティーブ・アーウィン氏が撮影中、アカエイのトゲに刺されるという不慮の事故で亡くなりました。その日付以降、当ブログでも何回か関連記事を書いています。
オーストラリア中が悲しみに包まれた訃報でしたが、本当にいつまでもお元気でいてほしかったです。この場でも改めてご冥福をお祈り申し上げます。

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