
朝から雨。朝食は昨日の残りごはんで玉子がゆを作りました。しらすや梅干し、こんぶの佃煮を添え、すり胡麻をちょっとかけていただきます。
食後のお茶も飲んでから、雨の中、近くのクリニックまでインフルエンザの予防接種を受けに出かけました。都心にも行きたいし、秋のうちにまた旅行もするかもしれないので、早めに済ませておこうと思ったのです。今後の予定を考えると、今日くらいしか行ける日がななそうでしたし。
開院前に着いたのに、既に長蛇の列ができていてびっくり!実は予防接種のためではなく、通常診察の人(特にお子さん連れ)が多かったです。土曜日に午前午後とも開いている医院も少ないようですし。診察は最大2時間半待ちでしたが、予防接種の方は優先的に呼ばれました。それでも会計まで全て終了した時には11時近くになっていました。読書が少しできたことだけは良かったです。
なお注射は、先生がうまかったのかサッと終わって、今のところ痛みかゆみもありません。それにしても接種料金が年々値上がっていくのには閉口です。
混み合った医院の待合室に長時間いて、どんなウイルスや菌や花粉がウヨウヨしていたか知れたものではないので、帰宅後は着て行ったものをすべて洗濯カゴに放り込みました。今日じゅうに洗濯はできませんが。
朝ごはんが多めだったため、お昼はチーズトーストにキウイにヨーグルトで軽めに。今週も『光る君へ』再放送を観てしまいました。
その後は横になって、クリニックに持って行ったのとは別の本を読んだりネットを覗いたりしましたが、3時からNHKでドラマ『ライジング若冲 天才かく覚醒せり』再放送を視聴。タイトル通り、伊藤若冲と彼を支援した禅僧・大典顕常との友情、売茶翁との出会いや、池大雅、円山応挙らとの交流、そして大作「動植綵絵」誕生秘話が描かれます。
本放送は2021年の正月時代劇。当時は、BLドラマみたいな売り方やその方向性だけで盛り上がる人たち(いわゆるアルファツイッタラーさん含む)に引いてしまい、観る気になれなかったのですが、改めて観てみたらちゃんと良くできた作品でした。BLだから悪いという意味ではなく、その観点で観ても納得できました。若き天才絵師たちの出会いのドラマとしても面白かったし、若冲の桝屋の主人としての立場や弟との関係(ちゃんと兄思いで画業も応援してくれる弟でした)が、さりげなく描かれていたのも良かったです。1時間15分ほどの長さでしたが、何なら2時間くらい尺を取ってほしかったとも思います。
ところで、若冲を一方的にライバル視する岩次郎くんこと後の円山応挙。彼が写生するのがモフモフの子犬というくだりにクスッとしてしまいました。最後には京都の絵師番付一位となった応挙の工房で作業していた大勢の弟子たちの中に、長沢芦雪もいたりしたんでしょうか?
インフル予防接種に行っていて観られなかった【題名のない音楽会】は録画視聴。シシド・カフカさん主宰「el tempo」再びの登場でした。以前と同様、今回も盛り上がりました。パーカッションは聴覚に障害のある人も一緒に楽しめるのが良いですね。
それを観ながらの晩ごはんは、コンビーフキャベジのパスタ。残っているキャベツや玉ねぎ、以前から使わなくてはと思っていたコンビーフを消費するためのメニューでした。少し薄味になってしまいましたが、そこは塩分制限のためということで。
さて、今日は【ブラタモリ】が8ヶ月ぶりに復活!東海道は五十三次ではなく実は五十七次あった、というわけで、この3連休で京都から大阪までの旅を放送するそうです。内容は相変わらず面白かったけれど、相棒のアナウンサーさんも、テーマ音楽もナレーターも代わってしまったのはちょっと残念でした。
続けて【突撃!カネオくん】も視聴。日本のホタテ漁や、ホタテ以外の貝の驚きの生態、壱岐の海女さんへの密着取材など、こちらも興味深い内容でした。
更にテレ東【アド街ック天国】へ。今回の街は沼津でした。沼津はいつも高速から海を眺めつつSAに寄るくらいなのですが、街にも降りてみたいんですよね。
そしてチャンネルそのまま【新美の巨人たち】も視聴。建築家・山﨑健太郎さんによる「52間の縁側」と名付けられた建物。高齢者のデイサービス施設なのですが、近隣の人たちや子供たちも出入り自由で、こういう文字通り風通しの良い施設もいいなぁと思いました。自分の老後の住処をどうするかということも合わせて、いろいろ考えたりもします。
というわけで、今日は久しぶりに土曜日のフルラインナップが帰ってきた感じです。どれも面白かったですし。ここに【世界ふしぎ発見!】がないのが残念ですが、そちらは来週スペシャル放送があるとのこと。楽しみです。