

『レ・ミゼラブル』ブロードウェイ初演(1987)関連動画紹介。ここ数日の勢いついでにやっちゃいます。
これは数年前に上がったもの。ツイッターでは何度か言及していますが、初めて見た時には心底びっくりしました。
例によって、うまく貼れないときのためのリンク→こちら
出どころ不明ですが、おそらく「press reel」と呼ばれるマスコミ用宣材だったと思われます。
コルムバルジャンとテレンスジャベールのバイオレンス「対決」に始まり「ワン・デイ・モア」で締める構成で、名シーンのさわりがちりばめられています。
コルムバルジャンの「Bring Him Home」の歌唱がずっと変わらないことにも感動しましたが、自分としてはやはりマグワイアさんのアンジョルラスを中心としたカフェでの「民衆の歌」が見られたことが嬉しかったです。何しろ長年の悲願でしたから……
黒ベスト姿のアンジョルラス。彼の後を歌いついでいくコンブフェールとクールフェラック。演出によって解釈様々ながら、この初演では喜んで仲間に加わるデヴィッドマリウス。
しかし一番のツボは、彼らに和同せず、目も合わせず、盆が回り始めてもテーブルについたまま立ち上がろうともしないクリヴェログランテールの背中なのでした。
クリヴェロさんのグランテールは10周年記念コンサート(TAC)でも、「民衆の歌」にひとり唱和せず冷めた目で仲間を見つめていましたが、それはこの初演演技を踏襲したものだったのですね。
さて、当ブログこの記事で先日紹介した闇録画

バルジャンがフォーシュルバンさんを助ける馬車のシーンから「Who am I ?」〜裁判〜ファンテーヌの死〜対決まで。
コルムバルジャンとテレンスジャベールの「対決」がフルで見られたことにとにかく感激です。
それにしても「来る」時にはいろいろなことが一気に来るものですね……