

昨日に続いて、ミュージカル『レ・ミゼラブル』1987年ブロードウェイ初演について少々。こういうことは勢いある時にやらないとですね。
ほんの一週間ほど前、You Tube に驚くべき動画が上がっていました。
→こちら
またも埋め込みに失敗したため、リンクで。
その初演舞台に於けるエピローグ(バルジャンの死)〜フィナーレ〜カーテンコールまでが観られます。
——と思っていたら、何度か試みるうち貼れました。
まあ有り体に言って闇録画なのですが

キャストはもちろん
バルジャン:コルム・ウィルキンソン
ファンテーヌ:ランディ・グラフ
コゼット:ジュディ・キューン
マリウス:デヴィッド・ブライアント
エポニーヌ:フランセス・ラッフェル
アンジョルラス:マイケル・マグワイア
というオリジナルメンバー。カーテンコールで登場のジャベールはもちろんテレンス・マンです。
アンジョルラスの隣のグランテールはアンソニー・クリヴェロ?と、目を凝らしていましたが、照明が明るくなったところで「ああクリヴェロさんだ」と。あんな髪型のグランちゃん、他にいませんよねえ

マグワイア氏は、暗くても遠目でも彼だと判りました。カーテンコールではガヴローシュと共に出て来て、ガブちゃんを肩に担いだりしています。
そして——30年以上前から、バルジャンはコゼットとマリウスに看取られ、ファンテーヌとエポニーヌの導きで主の国へと向かい、そこでは皆が「明日は来る」と高らかに歌い上げている。
そう思うと、胸がいっぱいになります。皆の真ん中で司教様が迎えてくれる新演出もとても好きですけれどね。むしろ新演出版で最も好きなのがそこなのです。
こんな時代だからこそ、どんな苦難の時にも必ず「あした」は来ると、わたしも信じたいです。
Tomorrow comes!