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映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

今日のおでかけ

2024-03-14 22:41:57 | 雑記

今朝も6時頃いったん目覚め、しかしその後またウトウトして、起床は結局8時過ぎでした。朝ドラは録画視聴。洗濯もできました。

娘と待ち合わせて出かける約束をしていましたが、どうにも腹具合が良くなくて、出かけるまで時間がかかりました。バスで娘の最寄駅へ向かい、会えた時は11時を過ぎていました。
娘と共に電車に乗って府中へ。まずお昼ごはんを食べようと、久しぶりにミッテン府中の《勝牛》に入りました。



牛サーロインカツと牛メンチのセット。「追いカツ」として牛ロースも頼み、シェアしました。ランチセットのお味噌汁は季節替わりで、このたびは白菜と湯葉の豆乳仕立て。お味噌汁も初めて注文してみたメンチも美味しかったです。娘はサーロインカツと鶏唐揚げのセットでした。

ランチの後、府中市のミニバス「ちゅうバス」に乗り、向かった先は府中市美術館です。トップ画像の看板に全景が入り切らず残念でした。

府中市美術館

開催中の特別展はこちら。

春の江戸絵画まつり ほとけの国の美術

毎年楽しみにいしている「春の江戸絵画まつり」企画ですが、今回は仏教美術中心ということで、鎌倉や室町など古い時代の仏画もいろいろ展示されていました。入ってすぐの「二十五菩薩来迎図」など見事なものでした。
江戸時代には禅画も盛んに描かれるようになりますが、それ以前とはテーマも技法も異なり、特に仙厓和尚の絵は相変わらずのゆる可愛さでした。応挙と若冲の群を抜く巧さにはやはり感嘆します。また、府中市美術館の特別展と言えばこれ!ということで、その応挙や蘆雪の動物画を今回も見ることができました。もちろんそれぞれの可愛いワンちゃんたちも。



若冲の白象図は後期(4/9〜5/6)展示ということで、現在見られるのはこの巨大バナーのみです。チラシや図録によると、後期には血みどろの地獄絵図なども数多く展示されるようで、見るにも覚悟が必要になりそうです。前期も閻魔大王などを描いた「十王図」で、鬼たちに責められる死者たちの惨い有様が描かれていましたが……

今日はグッズ類は買わず(いちばん気に入った作品の絵葉書がなかったので…)図録のみ購入しました。この美術館は作品解説も図録もいつも充実して素晴らしい内容です。
気温が上がって暑くなってきたこともあり疲れたので、常設展にも寄らず、また「ちゅうバス」で府中駅に出て、さらに電車で娘の最寄駅に戻りました。

とにかくどこかで休もうと、久しぶりにコメダへ。意外とすんなり入れました。



上でも書いたように暑さと疲れにより冷たいものが欲しくなって、今年初めてのクリームコーヒーを頼みました。ソフトクリームがありがたいです。
ひと息ついた後は、スーパーをちょっとだけ覗いたものの何も買わず、《神戸屋》で明日の朝に食べるパンだけ買い、娘と別れてバスで帰りました。

家に着いた時には既に夕方。一休みして、買った物の整理やお金の計算などしているうちに早めの晩ごはんの時間になりました。今夜も芋煮を牛肉きのこそばにして、ちくわなども載せ、例によって『孤独のグルメ』再放送を観ながら食べました。五郎さんのフィニッシュも偶然にもおそばでした。

シャワーの後はドラマ『グレイトギフト』最終回へ。妻・真帆がかつて国立生命理工学研究所で働いていたことを知り愕然とする藤巻。その件について、久留米と共に真帆に尋ねるも「ギフト」のことは何も知らない様子。
一方、郡司とその妻・佳澄、本坊たちは、郡司が培養に成功したギフトの細胞株を用いて白鳥理事長の暗殺を目論む。が、それが事前にすり替えられていたことにより失敗。実は佳澄は密かに白鳥と手を結んでいた。彼女の言う「仲良しさん」とは白鳥その人のことだったのだ!
しかし藤巻や久留米も交えて、不必要な人間には消えてもらうと宣言した白鳥が手にかけたのはその佳澄だった。再びギフトを手にして優位に立つ白鳥。
愛人も奥さんも白鳥に殺害された郡司先生の心境はいかなるものでしょうね……

が、ギフトを明鏡医大病院に持ち込み、今や白鳥とも手を組んでいるという「真犯人」の正体に気づいた藤巻と久留米は、その人物と対決することを決意。その真犯人とは、久留米を「先輩」と慕っていたかに見えた奈良だった!
やっぱり——という感じでした。一連の事件の発端やからくりまで、明るく軽く楽しげに得々と語る奈良。小野花梨さんのサイコパス演技が見事です。現在の小野さんがただの賑やかしみたいな役で終わるわけはないですよね。
真帆さんを国立生命理工学研究所に採用したのも、初めから明鏡医大病院の「さえない病理医」藤巻と病理部を巻き込むため。そもそもギフト、と言うよりオクト7プロジェクトとは最初の被害者だった愛宕元総理の肝いりで極秘裡に勧められたものであり、第二の被害者(手を下したのは白鳥)奥野前理事長も初めからギフトに関与し、それを「武器」とする気満々だった——つまり十分に悪人だったわけです。

こんな殺人の連鎖はやめさせようと訴える藤巻に一度は従うかに見えて、やはり寝返る郡司、本坊、そして神林。しかし再び白鳥に服従するかに見えて、藤巻と久留米の危機に、やはり表返る(?)三人!神林は警察を引き込み、後輩・月足などの捜査員たちと共に白鳥に逮捕状を突きつける。もはやこれまでと、ギフトで自死を図る奈良を「特効薬」で阻止する藤巻。
逮捕の前に、白鳥は郡司と共に神林の娘・琴葉の手術に臨む。「あんた医者だろう?医者なら患者の命を救ってみせろ!」という藤巻の言葉に背中を押されるように——

手術は成功。最後の最後で刑事としての正義に立ち帰る神林さんと、最後の最後で医師のプライドを取り戻す白鳥先生に、少しは救われた思いです。まあ白鳥先生は、それどころじゃなく殺しまくってるんですが でも「(患者さんに)ありがとうって言ってもらえるだけで昔は十分だったんですけどね…」という言葉は嘘ではないと思います。
しかし娘を人質に取られていた(かつ誰も害してはいない)神林さんが情状酌量されるのは良いとして、藤巻先生と久留米さんだって病院を去るだけでは済まず、何らかの刑事罰はあるんじゃないんでしょうか?そこは何者かが手を回してもみ消された?

——というわけで、エンドクレジット後に現れた(顔は見せない)全ての黒幕は、杏梨さんだったようです。もしかして愛人と言われた愛宕元総理も彼女に操られていたのかもしれません。そしてその手先として動いていた北本研究員。こちらも、柏原収史さんがあんなチョイ役で終わるわけがなかったですね。
それはそれとして、藤巻先生が真帆さんとよりを戻すことなく、と言って久留米さんと恋仲になるでもなく、あくまでも信頼できるバディとしての一線を保ち続けたのが良かったです。まあ二人の今後や黒幕杏梨さんの更なる暗躍など、続編の可能性も匂わせてはいましたが。

ともあれ、裏切りに継ぐ裏切りや、そのたびに二転三転するパワーバランス、謎が謎を呼ぶストーリー展開に、最後まで目が離せませんでした。ツッコミどころも多々あるとは言え、スリルもサスペンスも「謎」への興味も、今期の『相棒』より上だったと思います

ドラマの後、少しおいてEテレで【ふるカフェ系ハルさんの休日】と【365日の献立日記】を続けて視聴。静かに更けてゆく木曜日の夜——と思っていたら、日付が変わって少しした頃に地震がありました。震源は福島県沖で、福島の最大震度は5、マグニチュード5.8が観測されたそうです。つい先日、東日本大震災を思い返していたばかりなのに……いろいろ不安ではありますが、そろそろ(現在は午前1:17)寝ます。

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