

今日は気温が上がり、四月並みの暖かさでした。
さて、久しぶりにヒュー・ジャックマンの話題をお届けします。が、あまり芳しいニュースではありません。そろそろ撮影にはいると伝えられていた『ザ・ウルヴァリン』続編からダーレン・アロノフスキー監督が降板してしまいました!
Hollywood Reporter よりどうぞ。
Darren Aronofsky Bows Out as 'Wolverine' Director
日本語記事は下記に。
映画.com
[映画.com ニュース] 「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」の続編「ザ・ウルヴァリン(原題)」のメガホンをとる予定だった、ダーレン・アロノフスキー監督が降板した。同作は、「X-MEN」シリーズのスピンオフで、ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンの活躍を描く第2弾。アメコミ映画ながら、「ブラック・スワン」や「レスラー」のアロノフスキー監督が起用されたため、インディペンデント色の強い野心作になるものと期待されていた。
アロノフスキー監督は、海外ロケを理由に降板を決めたという。同作を制作する20世紀フォックスとの共同声明で、「フォックスのパートナーと話し合いを進めるうちに、完成するためには1年近く外国に滞在しなくてはならないことが明らかになった。それだけ長い時間、家族と離ればなれになるのは抵抗があった」と説明。それでも、「素晴らしい脚本なので、このプロジェクトを見届けることができなくて残念だ。いつか友人のヒュー・ジャックマンとは別の企画で一緒に仕事をすることを楽しみにしている」とエールをおくっている。
脚本は「ユージュアル・サスペクツ」のクリストファー・マッカリーが手がけており、日本を舞台にした物語になると噂されている。
シネマトゥデイ
[シネマトゥデイ映画ニュース] 映画『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキー監督が、ヒュー・ジャックマン主演の映画『ザ・ウルヴァリン(原題) / The Wolverine』の監督を降板した。
E!オンラインによると、同映画は日本で撮影をすることが予定されており、震災後もそのロケ地変更の話は出ていないとのこと。「映画会社との話を進めていくにつれ、『ザ・ウルヴァリン(原題)』の撮影で1年近く母国を離れなければならないことが明らかになってきました」と監督はコメントし、それほどの期間を家族から離れて暮らしたくないと語っている。
また、「脚本も非常によい出来で、ヒュー・ジャックマンと一緒に映画を作ることを楽しみにしていたが残念」と付け加えている。FOXは新たな監督を見つけしだい同映画の製作に入りたいとしているが、しばらくは延期になってしまいそうだ。FOXは日本のどこで撮影予定かは明らかにしていない。
──ということです。
しかし、スケジュール云々も、更には監督降板さえも建前で、実のところはこのたびの大地震と原発事故の影響を怖れてのことだろうと、日本でも海外でも噂されています。
企画中止という言葉は出ていませんが、まあ無期限延長でしょうね。今後あくまでも「ジャパンストーリー」で行くのか、脚本を書きかえるのか、或いはロケ地を他に求めることになるか──すべては未定です。
こうなる前から、日本を舞台とした企画には微妙な思いを抱いていましたが、ヒューの主演映画としてはそれなりに楽しみにしていたので、何だか気が抜けてしまいました。
それより、アロノフスキーの指示で更に増量したヒューの体重と筋肉はどうなってしまうんでしょうか? 製作再開したとしても、ヒューの年齢的に、また舞台ミュージカルなどの予定もあるのに、あの増量やワークアウトは苛酷じゃないかと思います。
トップ画像は、3月10日、ニューヨークの Brooklyn Academy of Music で催された BAM Theater GALA より。
Getty Images でご覧下さい。
ジェフリー・ラッシュさんや、バズ・ラーマン監督も出席しています。