


今朝は5時台にいったん目覚めて、起床は7時半頃。朝ごはんは軽め、洗濯は早めに行ないました。
というのも、今日は映画を観に行く予定があったからです。日中暑くなるとの予報が出ていたため、映画館で「避暑」する目的もありました。
その前にお昼ごはんを食べようと考え、目的地近くのお店に寄ろうかとも思いましたが、結局いつもの《リンガーハット》へ。

冷たいものが食べたかったので「豚冷やし麺」と餃子にしました。梅肉冷やしまぜ麺がなくなっていたのが残念です。麺少なめにしたら、少ししょっぱく感じましたが、生野菜が多めに食べられたのは良かったです。
食後、駅前ショッピングビルなどで足りない物などを買い、電車で多摩センターへ。そこでも書店その他に寄って、欲しかった物や必要な物を買ったりもらったり。予定していた物は大体手に入りました。
その頃になると外は既に陽射しが強く、暑く、けっこうな距離と坂道を歩き回るのは、なかなかハードでした。
ともあれ用事を済ませて、いざイオンシネマへ。お目当ての作品は先週公開の話題作『国宝』です。
チケットは数日前にネットで購入済み。センターブロックのゆったりプレミアムシートが取れましたが、座面がツルツルしているため、意外と座りづらかったです。予告編含め上映時間は3時間以上あるため、ドリンク類は買いませんでした。
平日とは言えサービスデイだからか話題作ゆえか、文字通り老若男女のお客さんが訪れ、場内は最前ブロック以外はほぼ満席でした。
本編についてですが、聞きしに勝る壮絶で美しい作品でした。原作同様、時間や年代が一気に跳んだりもしますが、ぶつ切りの印象はありません。3時間に及ぶ上映時間にもダレるところなく、濃密な画面とドラマに見入る(魅入られる)ばかりでした。
原作の登場人物は非常に多いのですが、映画が殆ど「喜久雄と俊介」の関係やそれぞれの苦難の道を描くことに絞ったのは、ドラマとして当然と思われます。決してダイジェストではなく、他の様々な改変も自分は納得できました。このエピソードをこう描いたかとか、あのシーンをこう表現したかとかいうことに、むしろ唸らされました。
これは「人間ドラマ」ではなく「役者」についての物語。一人の役者の一代記であり、文学に於いても映画でも暫くなかった「芸道もの」です。久しぶりに歌舞伎好きの血が騒ぎました。
もう少し突っ込んだ感想も書けたら書きたいです。ツイッターではそういうこともちょっと書いていますが。
満足感、そして心地よい疲労と共に劇場を出て、どこかで冷たいものでも飲もうかと思いましたが──

結局コメダに入り、温かいミルクコーヒーとホットドッグで一休みしました。劇場内はエアコンが効いていましたし集中し過ぎてお腹もちょっとすいたので。コーヒーチケットも持っていましたしね。
夏至も近いためいつまでも日が沈まず、暑い中を帰るのが嫌だったので、晩ごはんを食べてから帰ることにしました。麺類はお昼に食べたし、あまり重いものやお高いものは避けたいと思い、なぜか一人で《鳥貴族》へ。お酒も呑めないのに



つくね塩と砂ずり、それにもも貴族焼き(タレ)。これらを烏龍茶で流し込みました。プラス塩きゅうりも。いつもは娘と分け合いますが、一人で6本食べたらもうお腹いっぱいです。初めはご飯ものかラーメンでシメようかとも考えていましたが、これで十分です。
お店を出たのは6時過ぎでしたが、外はまだ明るかったです。さすがに気温は少しだけ下がった模様。
帰りの小田急線が妙に混んでいましたが、後で聞いたところによると、京王線が事故で運休または遅延していたそうです。
帰宅後は荷物を整理したりゴミ出ししたりしてからシャワー。夜になってもサーキュレーターや扇風機を動かしても、まだまだ暑いです。
夜のTVはEテレで【グレーテルのかまど】。『赤毛のアン』の「いちご水」って、原文ではクランベリージュースだったんですね。続けて【100分de名著】。アトウッドの二部作、『侍女の物語』はおぞましいディストピアでしたが、『誓願』は女性たちによる反撃開始!らしいです。