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SPACE BATTLESHIP ヤマト 鑑賞記 ⑪-2

2010-12-29 08:11:15 | 『帰ってきた 宇宙戦艦ヤマト』

「SPACE BATTLESHIP ヤマト」版音楽はかなりの曲が
「宇宙戦艦ヤマト」主題歌と
「無限に広がる大宇宙」に帰結します。


が、
それを考慮しなくても佐藤氏らしいダイナミックでドラマチックな楽曲は「復活篇」で使用された
音源より遥かに「宇宙戦艦ヤマト」音楽の新しいスタンダードに
成り得ると思います。


戦闘シーンでは
「波動砲発射」
「コスモゼロ発進」
が特に気に入ってます。
他に
「敵艦隊消滅」
「ガミラス艦隊」
「危機」
など往年の名曲「Fight!コスモタイガー」
「艦隊整列」
「デスラー」系等に
遜色ないのでは

「地球」
「信念」
「美しい青い星」
「守りたいもの」
「最後の敬礼」
「託された未来」

過去のヤマトの世界観を受け継ぎ宮川音楽とも相容れ、各々のシーンを象徴していましょう。

もちろん映画のオープニング全般に掛かる
「SPACE BATTLESHIP ヤマト OPENING TITLE」
も傑作と言って支障ないかと、

そしてクライマックスを飾る
「希望の船」は珠玉の名作「大いなる愛」を超える事はありませんが
(復活篇のラストに「大いなる愛」を持ってきたことで、あのシーンの格調が格段に上がりましたから)
劇中、相当な効果を発揮していました。


具体的に挙げなかった曲もどれも印象深く
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の楽曲はかつてのファンに概ね好評なのではないでしょうか。

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1 コメント

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Unknown (9の部屋)
2010-12-29 09:09:29
こんにちは。

>それを考慮しなくても佐藤氏らしいダイナミックでドラマチックな楽曲は「復活篇」で使用された音源より遥かに「宇宙戦艦ヤマト」音楽の新しいスタンダードに

私はがっかりしました。
佐藤さんのオリジナルがあまりに少ないからです。(印象に残らなかっただけか?)
まあ、内容があそこまでアニメに酷似させたら、音楽をいじる方が危険なのでしょうが。

ただ、所詮「編曲」にすぎない音楽には物足りなさを感じます。
逆に、オリジナルを創造する宮川さん・羽田さんがいかに偉大であったかを証明する事になるのですが。

「編曲」は、宮川さんであれば「ヤマトの主題」をまったく違う曲に仕上げますが、佐藤さんのそれは「バージョン違い」にしかすぎません。
また「復活篇」との違いを指摘されていますが、基本「復活篇」に新曲は採用されておらず、「編曲」は限定されています。
山下さんのアップテンポな曲調は、アニメには非常にマッチしております。
古い言葉ですが、TPOでしょう。
アニメ・実写版、それぞれに最も合った曲調が、ヤマトの世界観を広げるのでしょう。
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