(セコセコ手芸) チェックのポシェット

2014-11-16 17:28:06 | 手芸





縦長のポーチを作り、
口を折りまげてあるだけです。

ヒモは、Dカンで。

取り外しできるので、生地次第で
『クラッチバッグ』にもなるかも?



『直裁ち』できます。

出来上がりのサイズ。(横幅26.5cm、縦は、折った状態で22cm、広げて32cm)

《材料》

・表布(中厚のウールチェック)…幅40cm×長さ70cm
・裏布(木綿など)…幅40cm×長さ70cm
・接着芯(布素材がベスト)…幅30cm×長さ70cm
・ファスナー…長さ30cm以上で1本
・ショルダー用ヒモ(ナスカン・Dカン付き、Dカン内径1cm)…1組


ナスカン付のヒモ (クラフトハートトーカイで購入。)



《使用布》
表布
ウールのタータンチェック
(昔ジャンパースカートを作った余り。ほぼハギレ。)



表布は地直しして、荒裁ちし、接着芯を貼ります。(カットのサイズは写真参考。縫い代込みです。)



接着芯
ウールなどの表布には、不織布でなく織地のもの剥がれにくくベストかな。なので今回は『織地タイプ』



Dカンを通す布用。これも芯貼って下さい。



【本当は一枚の布で仕上げたかったのですが、柄を通すと長さが足りず、底の部分で切り替え、布を足しました。】




切り替えてステッチかけましたが、押さえに貼り付いて進みにくいのでこういう布は押さえ金の下に紙を噛ませます。





裏布
(木綿の綾織り。こちらもハギレ。)
裏も表と同じ大きさでカットします。



縫い代の始末用の生地。直線だけなのでバイヤスでなくていいです。
(幅4.3cm、長さ40cmで2本用意。)



まず、Dカンを留め付けるためのタブを作ります。



短い方を一センチずつ中に折り込みコバステッチをかけますもう片側もステッチします。



Dカンを通して二つ折りにし、8ミリぐらいで留めておきます。



次にファスナーを付けます。
【30cmのファスナーだと、側面を縫うときに穴具が当たってしまうの開く方がわの金具をペンチなどで外してしまいます。下側の金具はそのまま。】

表布の口側の表側を上にしておいて、その上に裏返したファスナーを布の端から5ミリ内側にずらしのせます。そして布のはしから一センチの幅で縫います。
もう片方も同じように縫います。



今度は、そのファスナーの付いた表布の上に中表になるように裏地をおき、やはり一センチ幅で縫います。(ファスナーをサンドする感じです。)



ファスナーが付いたもの。



ファスナーの横に、ステッチをかけるのですが、片方の輪の中にもう片方の輪をぐるっと返して入れてしまいます。



輪なのでステッチかけづらいですが、ファスナーを引っ張り出しながら、コバステッチをかけます。そのステッチから6ミリ横にももう1本ステッチをかけます。(Wステッチ。)もう片方も。





これで表と裏が、馴染みます。

そしてファスナーから10cm下がったところにも、表布と裏布を重ねたまま、ステッチをかけます。(ここが、仕上がりの折り線の位置になります。そして、接着芯が剥がれない役目のステッチでもあります。)



今度は側面を合わせますが、まず、表布と裏布をぐるっと8ミリ程で合わせて縫います。



次に先程ステッチをした折り目の場所のすぐ下にDカンの付いたタブを留めておきます。



そしてファスナーの中心から折り曲げて、一センチの幅で縫います。





縫い代の始末をします。
細長く切った裏地の片方をアイロンでおります。

これを折り目の無い方を本体に乗せ、テープを縫い始め二センチ程出し一センチ幅で縫います。
縫い終わりも二センチ程残してカットします。



出ているテープをうまく折り込んで裏側に返して、裏側が落ちないようにステッチをかけます。
(かなり厚みが出るので縫い始めは、押さえ金とおなじ高さになるように折った布、または厚紙などを噛ませると、ミシンが進んでくれると思います。
【じつは、『ジーパンの裾あげ』なども、この方法が使えます。】)





表に返します。
横の部分をアイロンで整え、ステッチのところで折り目を付ければ出来上がり。