(セコセコ手芸) ロールペーパー携帯ミニバッグ

2014-08-31 21:28:11 | 手芸



ちょっと縦長なのは、トイレットペーパーがすっぽり入るように作ったので。ヒモでしめて中身が見えないタイプ。



使うときはひもを少し緩めてそのままペーパーを引き出せます。(あらかじめ芯を抜いて真ん中からペーパーを引き出せるようにして中にしまいます。)





トイレットロールを卓上で使うのは、もはや当たり前?

卓上で使うタイプのケースは、色々と市販されているけれど、取っ手を付けて持ち運びできるように…。

これは子供達がチビッ子時代、

外出先でよく汚したり、食べ物をこぼしたり、と
『ポケットティッシュ』では、こころもとないな…。「でも箱ティッシュは持ち歩けない」、との苦肉の策で作ってみたものなのです…。
(トイレでも、使えるしね。当たり前だけど水に流せるので…。)

そして意外と好評だったので、ニューバージョンで、製作してみました。

もちろん、普通のミニバッグとしても使う事が出来ます。

《製図です。》(縫い代は入っていません。)






《使用布》
(どちらも『セリア』で購入。)



またまたドミット芯。(『ダイソー』で購入。)




模造紙などに、製図をもとに型紙を書きます。それぞれ縫い代付きの型紙にしてしまいます。合印の位置も書き入れておきます。

↓縫い代は写真参考。数字の記入のないところは、すべて1cmの縫い代です。





《材料》
・表布…幅70cm×55cm
・別布…幅70cm×60cm
・ドミット芯(接着芯でも)…幅70cm×60cm
・持ち手用のテープ…好みのモノ(写真は、2cm幅テープが長さ32cm2本)
・ひも…60cm2本

《作り方》

それぞれの布に型紙をのせカットします。

カットしたもの、合印のノッチ(浅い切り込み)をそれぞれ入れておきます。


表布



表布が小さかったので底布の分が取れず、裏布の別布で代用。(^_^;)


別布




ドミット芯



ドミット芯は、面倒でも1枚ずつ裁断したほうが正確に切れます。ドミット芯の合印は鉛筆で。好みで、ドミット芯は使わず、接着芯を貼ってもいいです。



まず、表布すべてにドミット芯を縫い付けます。
ドミット芯の上に表布を重ね、ミシンの押さえ金の幅で縫い付けます。粗い目でいいです。
そして、底布(裏布)にも同じように付けます。





次に、口布の上の部分を三つ折りします。(ヒモが通るところ。)
端から1cmで折り、アイロンをかけます。そこからさらに2cmで折ります。もう1枚も。






今度は表布を同じように三つ折りします。



端がはみ出すはずなのでその部分を切り落とします。



口布どうしの横の部分を中表にして重ね縫い止まりの印から下を、2cm幅で縫います。



縫い合わせたらアイロンで割ります。



この縫い代をさらに1cmで折り三つ折りにします。



折り返したところにコバステッチ(1ミリのステッチ)をかけて、あき止まりのところも返し縫いします。(裂けるのを防ぐため。)



最初に折った三つ折りのところにステッチをかけます。





口布のヒモが通るところが出来ました。



今度は、本体の横の部分を縫います。表布どうしを中表にして重ね1cmの幅で縫います。カットしてギザギザになっているところもそれなりに縫います。



縫い止まりは、1cm縫い残します。裏布も同じように縫います。



裏布は上側の部分を3cm幅切り落としてしまいます。(表の三つ折りに挟み込むので、スッキリ仕上がるように。)



表布と、裏布の縫い代をアイロンで割ります。
表布は縫い代を割ったら、最初に折った三つ折りのところもアイロンで押さえます。




底布と本体布を縫い合わせます。
底布と本体布を中表にして重ねます。底布を下にして、1cm幅で縫います。
カーブがきついので本体布のほうに切り込みを入れながらなじませて、ぐるっと縫い合わせます。内袋も同じように縫います。



縫い代を底布側に倒すようにして、縫い目から、5ミリのステッチをかけます。内袋の底も同じようにステッチします。



表の三つ折りを開き、溝のところに鉛筆で印を入れます。



表布と、裏布の横の部分を縫い合わせます。(中とじ。)
表布と、裏布の縫い代を割ったまま縫い目が合うように重ね、縫い代の片方だけ押さえ金の幅で縫い合わせます。



中とじをしたら、表布をぐるっと、裏布が中に入るように返します。ミシン目を、最大にして、先程付けた鉛筆の印に裏布のはしを合わせてでぐるっととめてしまいます。
さらに、口布をその上に重ね、ぐるっととめます。
この2本のミシン目は、しつけなので、粗い目のほうがいいです。




そして、表布を、折り目どうりに折り、先程とめた布2枚をはさんだまま、縫い目をもとに戻し、ステッチをかけます。



挟み込んで縫えたら、一旦ミシンからはずして、裏布と、口布をとめたしつけの糸をほどいてしまいます。

再び、ミシンで三つ折りにしたところのいちばん端を、2ミリほどで、ステッチします。



好みの場所に持ち手用のテープを縫い付けます。(写真は、テープに、レースを付けてみました。)



ゴム通しで、口布の三つ折りしたところの端から、ひもを左右からぐるっと通し、ひも端をそれぞれ縛ります。



出来上がりです。




ちょっと、ひと手間ですが、ペーパーの芯より細い棒(使い終わったラップの芯など)をカットして、板に貼りつけたモノを作っておき、芯を抜いたペーパーをセットして使うと、ペーパーが少なくなっても最後まで使いやすいです。
(板がなく、芯だけだと、飛び出してしまいます。)



使わないときは紙の端を、差し込んでおけます。




では、またね。(*^-^*)

(セコセコ手芸) ポーチ型ぺったんこ手提げバッグ

2014-08-24 15:19:12 | 手芸



ポムポムプリン!



底はこんな感じ。



ファスナーを付けて。



バイヤステープ始末。




製図です。(縫い代は入ってません。)










《材料》
・表布…90cm幅×60cm
・裏布…90cm幅×60cm
・ドミット芯…90cm幅×60cm
・ファスナー…50cm長さ1本 (YKKが良)
・バイヤステープ…(出来上がり幅が11ミリタイプ)1巻き
・持ち手用テープ…(好みのもの)長さ43cm2本



使用布

子供のお弁当グッズに使った、余り布。ギンガムチェックが裏布。




ドミット芯




ファスナーとバイヤステープ




持ち手用テープ、レースを付けてみました。



模造紙などに、製図をもとに型紙を作ります。すべて1センチの縫い代を付けた型紙にしてしまいます。合印も書き込んでおきます。


それぞれ裁断した布

合印のノッチ(浅い切り込み)も忘れずに入れておきます。







まず、表布すべてにドミット芯を縫い付けます。押さえ金の幅で、縫い目は荒くていいです。



すべてに付けた状態。



ドミット芯が、底布用があまっているはずなので、裏布と、合わせます。



本体の布2枚にそれぞれ裏布を合わせます。(ドミット芯が、真ん中にはさまれます。)





今度はファスナーと上面布を合わせます。
まず、ファスナーの裏側の、ファスナー止まりから1cm上に、鉛筆で印を付けます。
そしてあき止まりから25cm下、一番下の金具の1cm下にも印を入れます。



上面布の表を上にしてその上にファスナーを置きます。布の端とファスナーの印を入れたところを合わせ、ファスナーを3ミリ程、中側にずらして、布端から、1cm幅で、縫い合わせます。

真ん中の印もずれないように縫い進み、最後も鉛筆の印と布の端と合わせるように縫います。






ファスナーに表布が付いたところ



今度は、裏布を置き、先ほどのファスナーが付いた表布を乗せ、端を合わせ、また1cm幅で、縫い合わせます。



表と裏が付いた状態。



ファスナーを引っ張りながら表布のほうにコバステッチをかけます。出来れば、ステッチからの、五ミリ程横に、もう一本ステッチをかけます。(ダブルステッチ。)



ファスナー側でないほうも、ぐるりと押さえ金の幅で、表布と裏布を合わせておきます。



これで上の部分が、出来ました。幅が7cmに仕上がっているか確認し、広ければ、平均に切り落として下さい。




今度は側面布とファスナーの付いた表布を合わせます。

ファスナーのはしにつまみ布を付けたいので、表布5cm×15cm大きさで、一センチで縫い割って裏返しコバステッチをかけます。
長さを半分に切って、二本用意。(出来上がり幅が1.5cmくらい、ズボンのベルト通しのイメージ。)




側面布の上の真ん中に留め付けて置きます。



ファスナーの付いた表布を表にしておき、その上に側面布のつまみ布付けた方を、裏にして乗せ、端を合わせ、1cm幅で、縫い合わせます。
反対側も同じように縫います。



そして側面布の裏布もファスナーを挟むように乗せ再び端を1cmで縫います。反対側も同じように。



この場所にもダブルステッチをかけます。周りもぐるっと留めてしまいます。



帯状に出来ました。




最後に、底布とつなぎ輪にします。

帯状の側面布と表底布を中表にして1cm幅で、縫い合わせます。

もう片方を縫って輪にします、そして裏底布を縫い代が中に入るように1cm幅で、縫い付けます。

表に返し底面のはしに、6ミリ幅のステッチをかけます。



片側は押さえ金の幅で、留めてしまいます。ここからプラスチックの板をいれるのですが、いれない場合は、ここも縫いとめます。




本体布と、輪になった、側面布を組み立てます。

本体布を表を上にしておきます。どこから縫い始めてもいいのですが、カーブからではなく直線からがいいです。
(写真は底から縫い始めました。)

端をきっちり合わせ1cm幅で、縫い合わせます。



カーブに来たら、側面布のほうに切り込みを入れて、なじませ、必ず端を合わせて縫います。
(側面布が内側にずれると、長さが変わり、最後で合わなくなります。)




反対側を縫う前に、底にプラスチックの板を入れます。大きさはきっちりでなく、ゆるゆるで、いいです。

プラスチックの角は、突き刺さらないように、少し切り落としておきます。





中に入れたら口を留めてしまいます。そして本体布を縫い合わせます。

バイヤステープを付けます。市販の、出来上がり幅が11ミリタイプのものを用意。
(片方が1ミリ、幅が広くなっています。)



側面布を上にした方が縫いやすいのでこちらを上にし、バイヤステープを広げ最初を折り返し、端を合わせて縫います。

バイヤスの折り目の少し内側を縫うと、折り目線が消えず、キレイに返ります。





ぐるっと縫ったら、縫い代を少し切り落として、バイヤステープが馴染むようにします。(とくに、カーブと、厚みのある底の縫い代など。)

バイヤステープでくるみ、裏がなるべく落ちないようにコバステッチをかけます。
(落ちたら、その箇所だけ、反対側からコバステッチしてください。)

反対側も同じように縫います。








表に返し、好みの場所に持ち手のテープを縫い付けます。






出来上がり。





ポータブルDVDも入れられるように、底面を強化。

タブレットもいいかな。

『リバーシブルバッグ製作』の裏話。

2014-08-13 17:43:51 | 日記

今日から、お盆ですね。
(7月のところもありますが…。)



…このブログ、始めた時点では、「主婦の『愚痴話』でも書こう。」

などと思っていたのですが、だんだん自分の『身の上話』になってきた。

そして、書いているうちに当時、自分が工作や、手芸ばかりしていたことを思い出し、だんだん『何か作りたい虫』がウズウズ出てきたのです。


昔は、田舎だし、材料などあまりなくて、手に入るもので何とか作る、という感じでしたね。

だから、大人になって、ホームセンターや、100円ショップなどへ行くと、「今ではこんなに、材料が豊富なんだなー。」と、感動する日々。



【世の中、モノで溢れ、お金さえあれば何でも手に入ちゃうのだ。】こんな生活に、ちょっぴり疑問。

(出来るものは、作りたい…。)

『わざわざ作らなくても買っちゃえば早いのに…。』
って、いう考えの方もいらっしゃると思いますが、私の場合、(>_<)ビンボーのなかで育った自分が、何故か(それ)を許さない、みたいなところが心の奥底にあるのだと思います。

『お金をかけずに豊かな暮らし。』
が私の『永遠のテーマ』なのだ。(大袈裟だね。)


そして『手作りピンチハンガー』を公開した時点から、どんどんエスカレート。
【あれは、買ったものを、(ただつなぎ合わせるだけ)なのだけれど…。】(笑)



実は、高校を卒業してからずっと、ミシンの仕事にたずさわっている。

【ブログでゆくゆく書こうと思ったけれど、今、話が『6年生』だから、いつになるんだか…】

私は、簡単に言うと『お針子さん』なのです。

育児時代は辞めて、家で内職をしていたけれど、2年前にパートで職場に復帰している…。【会社は違うけれどね。】

家には、買いだめしておいた生地が
たくさんある。子供たちや、甥や姪に作ったモノの残りの生地が捨てられずにあったし…。(ばあばには、「これ、ジャマ。」なんて言われるし…。)

結局、生地の消費に小物作りを始めたのだけれど、イメージに合わなくて結局、生地を買ってみたり…。
【結局、意味ないじゃん。(>_<)】


『バッグ』作りたいなー。

とは、つねづね思っていた。

ふらっと立ち寄った、『ケーヨーデイツー』の最近出来た、手芸コーナーでワゴンにハギレが並んでいた。

「これ、使えそう。」

それで『リバーシブルバッグ』の表布に決めた。
【たしか、138円だったと思う。】

【『リバティプリント』とか、ブランドの生地も憧れちゃうけれど、安いモノで工夫するのが結局、私の性分には合っている。】

手に入れた生地から、だいたいのイメージができた。
たまたまダイソーで、前に購入してあった、『ドットのカット生地』を組み合わせたら、意外と良かった。「ドットのチラ見せ可愛いじゃん。」なんて…。

最初は『リバーシブル』ではなくて、『見返し』仕立てにしようと思っていたのだけれど、切り替えをする説明が面倒くさいな、と、手を抜いた…。

【でもリバーシブルなので、内側も『見せる』仕上がりにしなくてはならなくなった…。】

そして、最大の難所。『製図』

本当は、紙にトレースして写真を撮って載せるつもりでいたんだけれど。

よく撮れるか判らないし、「今どき、とってもアナログな製図ね。」なんて笑われちゃうかも。

前に載せた作品と違って、『直裁ち』出来ないので、やはり『製図』は描かなければ。

今まで、写真も文章も『スマホ』で済ませていたのだが、とうとうパソコンの『CAD』使わなきゃダメかなー。なんて、悩んでいた…。

ずーーっと悩んでいた。【ブログの更新もせずに…。『今日の富士山』でごまかしたり…。】

ふと、長男が前に、「母さん、『LINEカメラ』のアプリで、写真に字が書き込めるよ」と、言っていたのを思い出した。


「やってみよう。」

【でも、(写真に描く)ので、なんか撮らないと…。】

試しに、模造紙を撮ってみた。(ちょっと暗い…。)
画面をさらに白くしたいので『ビューティー』というところを押してみた。

「白くなった!」

製図の下地ができた。

線が基本なので記号の『|』を入力した。後は、これを伸び縮みさせ組み合わせ、記号の『↑』など入れた。寸法の数字をいれてみた。

「いい感じ。」【もはや自己満足の境地だ。】


けっこうそれなりに製図らしくなった。「これ、使えるかな。」

書いたり、消したりを繰り返し、夢中になって気がつくと夜中の2時だった。

【製図の写真をよくみると、消した跡が残っています。(^_^;) 】

製図は何とかクリアだ。

縫製に入る。

裁断を済ませ、写真を撮りながら底布までつないだ。けっこう順調に。【まあ、縫製は仕事だから…。】

「後は、仕上げね。」と予定していた100円ショップで購入していた取っ手を合わせてみた。

「ウ~ン、バランス悪い。」

丈が思ったより長い。底布を外し、布を切り直した。

【よく見ると裁断直後の生地の写真は、丈が長いのです。】

製図の寸法も書き直した。

市販の取っ手も思ったより小さくて、形もリバーシブル向きじゃない。

挟み込みにしようかな。

でもイメージが…。またまた『悩み』にはまる。

こういうときは発想を変えるしかない。

以前、ストラップが色々な素材で多種類並べてあったのを思い出した。

ちょうど、持ち手に使えそうな、色と幅が、あのミッキーの『ネックストラップ』だった。

そしてバッグは完成した。

(やれやれ…。)


そんなこんなで作ったブログ、見づらい読みづらいところ、もたくさんありますが、これからも行き当たりばったりで何とか続けて行けたらいいです…。


【とっても長くなっちゃった。】

おつきあいしてくれて、ありがとう…。(*^-^*)





(セコセコ手芸) スカラップのリバーシブルバッグ

2014-08-10 22:47:05 | 手芸


リバーシブルなので裏返すと、こんな感じ。



【寸法は縦22cm・底幅24cm・口側幅32cm (持ち手含まず。)】

レースを付けて…。




《材料》
・表布…90cm×60cm
・裏布…90cm×60cm
・ドミット芯…90cm×60cm
・木綿の平レース(好みのモノ)…2m
・持ち手…写真はネックストラップ1本をカットして使用。(43cm長さで2本)
・ボタン(今回はくるみボタンキットを利用)…4個
・合成皮革ふう布(底布縫い代始末とくるみボタン用)…適量



《製図》(※縫い代は、入っていません)。






使用布

上が表布、(ホームセンターの手芸コーナーのワゴンで。)下が裏布、(ダイソーで。)



合成皮革ふう。(セリアで。)




なんと、100円ショップで『ドミット芯』まで、売っていました。今回はこれを間にはさみます。(ダイソーで。)



手頃な持ち手が無かったので、たまたま目にした『ネックストラップ』を利用。(セリアで。)



上の製図を元に型紙を作ります。
模造紙などに描いて、すべて1cmの縫い代を付けてしまいます。



横の、底布とつながる部分の角度を90度になるように微調整します。こうすると、底布と合わせたとき、つれにくくなります。(↓赤い線が調整後)



型紙をそれぞれの布をカットします。すべて同じ型紙で。
(表用生地↓)




(裏用生地↓)




(ドミット芯↓)




それぞれの布に合印のノッチ(浅い切り込み)を入れます。【直線の中心や、カーブの中心等。】(ドミット芯にはエンピツで印がいいです。)



表用生地とドミット芯を押さえ金の幅で縫い留めます。ドミット芯を下側にして縫うといいです。

【※ミシンの特性として、伸びやすい素材は下側にして縫うと、送り歯がどんどん送ってくれるので、綺麗に縫うことが出来ます。】






粗い目でレースを縫い縫い糸を片方引っ張りレースを縮めます。【縮める長さはお好みで。】



スカラップの部分にギャザーをよせたレースを、8ミリ幅でとめつけます。



レースの端は斜めに自然につけ留めます。



本体の横の部分を縫います。表布どうしを中表にして重ねて、縫い初めと縫い終わりを1cmずつあけて1cm幅で横の部分を縫います。
次に、裏布も、同じように横の部分を縫います。




1cmあけて縫い残した状態。



縫えたらアイロンで割っておきます。裏布も。



スカラップの部分をレースを真ん中に裏と会わせて1cm幅で縫い合わせます。





この部分に縫い目ぎりぎりに切り込みを入れます。




スカラップの縫い代を5ミリ程にカットします。




表に返し、スカラップの部分に2ミリ幅でステッチをかけます。
【※レースを引っ張りながらかけましたが、あらかじめアイロンをかけておいてもいいです。】




本体の底を、表布と裏布を8ミリ程の幅で合わせます。そのあと、底布と合わせ、1cm幅で縫います。カーブがきついのでゆっくりと。




この場所を何本かぐるぐるミシンで縫いとめておきます。(平らにして、布をくるみやすくするため。)そして7~8ミリ程に縫い代の幅をカットします。




合皮ふう布を、くるむ幅の4~5倍の幅でカットします。
長さが足りないので2本用意。
この生地伸縮するの地の目に平行にカットして大丈夫でした。
(これは幅3.5cm。)無ければ市販の幅の広いバイアステープでOK。




表側はミシンで縫い、底側で手まつりしました。






仕上げをします。

好みの取っ手を付けます。
ここでは市販のネックストラップをカット。
(このストラップの場合は、『カシメ』で一ヵ所留めてあったので、カシメからぎりぎりで切り離し、付属の『ナスカン』もカットして取り出しました。
端から2個目のスカラップの位置にとめつけました。(場所は好みで。)意外と柔らかくてカットしやすく、縫うのもラクでした。)




裏を仕上げます。合成皮革ふう布でくるみボタンを作ります。
(キットの中のくるみボタンの作り方参考。)



取っ手を縫いとめた糸を隠すようにボタン付けします。




出来上がりです。




表側の底はこんな感じ。




ドット柄のほうを表にすれば『ナスカン』が内側になるので、大事なカギなどを付けておけばバッグの中を探さなくてもすむかな…。




底が膨らむのが気になる場合は、厚紙か、プラスチックの板を底に合わせてカットして使うといいです。



じゃあ、またね。

(セコセコ手芸) ギャザーの手さげバッグ

2014-08-03 17:20:00 | 手芸



昔、母が私達姉妹におそろいで作ってくれた形です。少しアレンジして。【出来上がりサイズ横23cm縦28cm】 (持ち手は含まず。)



ゴムを通してギャザーをよせます。ロックミシンを使わない作り方です。
切り替えてレースを付けてみました。
(このレースははさみ込まなくても大丈夫なタイプです。)






《材料》

・本体布…幅70cm×長さ30cm
・切り替え布…幅70cm×長さ15cm
・1.5cm幅テープ…80cm
・平ゴム(0.7cm幅)…35cm
・レース…好みのもの(60cmぐらい)
・ミシン糸



本体の布です。布を、わにして横幅32cm×縦28cmでカットします。

(↓切って並べたもの)




切り替え布です。
これも、わにして横幅32cm×縦13.5cmでカットします。

(↓切って並べたもの)



【どちらも縫い代込みです。】



本体布の、上から6cmのところに、浅く切り込みを入れます。2枚とも、左右両方に入れます。




切り込みを入れたところをつまみアイロンで折り目を付けます。




折り目を開いて再び端から1cmで折ります。(5cmの三つ折りができます。)




2枚ともかけたところ。




《折り伏せ縫いをします》

折り目を付けていないほうと切り替え布を中表に重ね1.5cm幅で縫い合わせます。




本体布のほうだけ縫い代を半分に切ります。



開いて切り替えのほうの縫い代で、切った縫い代をくるみ、コバステッチをかけます。




表から見たところ。




境目の下側にレースを縫いとめます。もう1枚も同じように作ります。





《袋縫いをします》

レースを付けたら布を外表に重ね、三つ折りしたところ(切り込みの入っているところ)から縫い始めます。

1cm幅です。

そのまま続けて底も縫い反対側の切り込みのところまで続けて縫います。




縫ったところから横の縫い代を半分に切ります。




底の縫い代も、カット。




最初に切り込みを入れたところからさらに縫い始めギリギリまで切り込みを入れます。




裏に返しアイロンをかけ、縫い代の広いところを縫ってあるところの幅に合わせてカットします。
(写真はカットする前に縫ってしまいました。)




三つ折りを開いて今度は、上から1cm幅で、ぐるっと縫います。片側だけ1cm縫ったら1.5cm開けてまた縫います。
(ゴム通し穴になります。)

続けて底も、縫います。




縫ったところにアイロンをかけます。三つ折りのところは自然に割ります。




三つ折りをしっかり折り直し、コバステッチをかけ、そこから1.5cm上も、ステッチをかけます。(ゴムを通すところになります。)




底のマチを縫います、底面と底の縫い目が中心になるように合わせて、(三角になります。)
物差しを当てて、5cmになるところに印を付けてまっすぐ縫います。








テープを2本38cm長さに切ります。




テープを1cmで折り、側面の縫い目から6cm内側、ゴムを通すステッチの真下にとめ付けます。




ゴム通しで35cm長さに切った平ゴムを通して、ゴムどうしを1cm重ねて縫います。

整えたら出来上がり。




【今回の、本体布・取っ手用のテープ・レースは100円ショップで購入しました。】