南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

24.5.14 じっくりと25期ソーラ・マキシマム観察 触媒としての日本QZS-2太陽合ピーク完了 黄道上でのIG三座クロス太陽合とQZS-2太陽合とのダブル重合太陽合イベントが生起中

2024年05月14日 | アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道
24.5.14 今回激烈な活動サイクルに入って,低緯度オーロラが日本各地で観測されて国民的な関心が大いに高まったのは大変結構なことだと考えています.
さらに重要なことは東アジア各国でも低緯度オーロラを各所で,多くの若者たちや子供たちまでが,スマホで写した方が肉眼よりも鮮明なオーロラを記録して,公開していることが重要です.もはや欧米に主導されなくてもグローカル・イーストがボトムアップで低緯度オーロラ現象を自力で観たということ,この自信は月面探査と合わせて,21世紀の宇宙科学の画期をなすでしょう.グローカル・イーストは,太陽についてはじっくりと25期ソーラ・マキシマムを観測し,月面探査についても,欧米と競争的に進めること,それができる時代になってきているといえるでしょう.


南下中のQZS-2が太陽合ピーク完了しました.今週一杯かけてQZS-2太陽合とIG三座クロス太陽合が黄道上で重なり合うダブルクロスイベントの生起が続きます.
QZS-2とIG三座,そしてQZS-4とIG四座は半年ごとに黄道上での太陽合が重なり合うダブルクロスイベントを引き起こすように軌道配置がされているようです.
詳細は省きますが,グローカル・イーストIG座系として,有効な活用を検討しうる関係にあると言えるでしょう.
わが国は太陽と月面探査において,欧米とグローカル・イーストとの間の堂々たる触媒となってゆくことが大きな任務と言えるでしょう.そしてまさにQZSS衛星系がその触媒としての役割を果たしつつあります.

β角プロットを用いてQZSとIGSOのクロス太陽合の前倒し現象を年単位の時空間現象として確認しようとしているところが本ブログの重要な出発点でした.
QZS/IGSO座群はグローカル・イーストが達成した21世紀の現時点にけるにおける衛星軌道技術の到達点のひとつでしょう.欧米先進地域でもQZS/IGSO座構築に挑戦し実現しているところはありません.QZS/IGSO座軌道群のデータリダクションを継続して,記録してゆく意義は大きいと考えます.その応用技術として月面測位技術への応用に未来を見たいと思います.

当面は以下のN2YOのURLを使用するようにします(アンカーKOREASAT-7).

https://www.n2yo.com/?s=42691|36828|37256|37384|37763|37948|41434|42738|42965|40547|41241|43539|44204|40938|40549|44709|44337|49336

N2YOサービスの画面コピーを利用したIGSO/QZS衛星軌道群の地表への射影の16時間分のIGSO/QZS群衛星軌道アニメGIFを記録します.

(1) IGSO/QZSS射影軌道の16時間分の10分毎のアニメGIF


(2) IGSO/QZSS射影軌道の昼間6時間分の2分毎のアニメGIF
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