南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

24.6.19 梅雨入り前の関東高温30℃ 本日BD3-IG-3準太陽合状態 来週BD-I1-S準太陽合? 見事なIG4?座象限切替え

2024年06月19日 | アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道
24.6.19 いよいよ梅雨入り前の関東高温30℃とのことです.早朝は快晴18℃台で,梅雨入り前の散歩には最適でした.豪雨の後の雨上がりのためか,カエルの鳴き声がうるさいほどでした.
【特報の準備中情報】
太陽の向こう側で発生したと思われるCME。このコロナ活動領域が太陽自転で地球側を向くときに磁気嵐が起こりそうです.
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュースからお借りしています)
https://soho.nascom.nasa.gov/data/realtime-images.html


本日BD3-IG-3準太陽合状態に到達しました.来週後半にはBD-I1-S太陽合が生起する予定です.
β角プロットを用いてQZSとIGSOの太陽合の前倒し現象を年単位の時空間現象として確認しようとしているところが,ここ数年の本ブログの重要な狙いです.



パラパラ分散型IG五すばる座の中へ,キリッと引き締まったIG三座とNavIC-1EとQZS-2の三カ国衛星のトリプル貫入が継続しています.
QZS-2とNavIC-1EとIG三座のトリプル,そしてQZS-4とIG4?座のダブルは,半年ごとに太陽合が重なり合う複合クロスイベントを引き起こしています.
IG五座のBDIG-2とBDIG-5の2衛星のβ角プロットは見事に重なっており1本線に見えています.

QZS/IGSO座群はグローカル・イーストが達成した21世紀の現時点における衛星軌道技術の到達点のひとつでしょう.欧米先進地域でもQZS/IGSO座構築を実現しているところはありません.QZS/IGSO座軌道群のデータリダクションを継続して,記録してゆく意義は大きいと考えます.その応用技術として月面測位技術への応用に未来を見たいと思います.

2024/5/18から以下のN2YOデータベース・アクセスのURLを使用するように改定しました(アンカーKOREASAT-7).
https://www.n2yo.com/?s=42691|37256|37384|37763|37948|41434|42738|42965|40547|41241|43539|44204|40549|40938|44709|44337|49336

N2YOサービスの画面コピーを利用したIGSO/QZS衛星軌道群の地表への射影の16時間分のIGSO/QZS群衛星軌道アニメGIFを記録します.
(1) IGSO/QZSS射影軌道の16時間分の10分毎のアニメGIF


(2) IGSO/QZSS射影軌道の昼間6時間分の2分毎のアニメGIF
この記事についてブログを書く
« 24.6.18 梅雨入り豪雨だろう... | トップ | 24.6.20 明日は夏至です 本日... »

アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道」カテゴリの最新記事